珪藻土は色々な場所で使われますよね。
コースターや足拭きマットとして珪藻土が使われていることも多く、愛用をしている人も多いでしょう。
そんな珪藻土ですが、珪藻土壁としても使うことができます。
この場合、どんな効果やデメリットがあるのでしょうか?
ここではそんな珪藻土壁について解説をしていきます!
珪藻土壁は後悔する?
珪藻土壁はその名の通り珪藻土から作った壁となっています。
こちらは使ったことがある人はわかるのですが、ものすごい勢いで水分を吸収してくれるので、水を使う場所にはぴったりですよね。
珪藻土が珪藻を使う仕組みとしてはその構造に秘密があります。
珪藻土は実は植物プランクトンの一種が固まったものになっています。
珪藻土には「藻」という言葉が使われていることからも、実は藻類に分類されるのですね。
そんな藻が固まったものが珪藻土です。
珪藻土には無数の目には見えない穴が空いています。
そしてその穴から水分を吸収して、すぐに乾かすことができるのですね。
その量は珪藻土の大きさにもよりますが、25mプール一杯分とも呼ばれています。
いっぱいになっても乾燥をさせることによって再度使えるようにもなります。
このように珪藻土は非常に生活に便利な自然が生み出した産物なんですね。
そしてその珪藻土から作られた壁が珪藻土壁です。
珪藻土壁ですが湿気や結露を吸収する効果があったり、自然由来の成分なのでシックハウス症候群を抑えるなどの効果があります。
そのため小さな子供やペットがいる家庭にも安心して使うことができます。
しかし、珪藻土壁を使うことで後悔をするというのも聞いたことがあるかもしれません。
これは本当なのでしょうか?
結論から言えば、後悔をしてしまう人も確かにいます。
ではどうのようなことから珪藻土壁で後悔をしてしまうのでしょうか?
続いて解説をしていきます。
珪藻土壁のデメリットは?
珪藻土壁ですが、良いことばかりではありません。
デメリットを知らないで使っていると、そこで後悔をしてしまうことがあります。
珪藻土壁のデメリットですが、以下のことが挙げられます。
シミになりやすい
珪藻土壁ですが、シミになりやすいというデメリットがあります。
珪藻土は、水分が付着するとあっという間に吸収してくれますよね。
しかしこれによって困ることもできてしまいます。
醤油やソースが跳ねるなどして珪藻土壁にこれらがついてしまった場合、すぐに吸収がされてしまうので拭き取る暇がありません。
その結果、シミになって余計に取れにくくなってしまいます。
カビが生えやすい
珪藻土壁ですが水分を吸収してもどこかに消えて無くなるわけではありません。
水分が珪藻土の中に取り込まれている状態になります。
そしてその状態が続くと、溜め込まれた水分からカビが生えやすくなってしまいます。
ひび割れしやすい
珪藻土壁ですが、土でできているため、触ったり衝撃が加わるとひび割れがしやすくなっています。
また崩れたりした場合、子供やペットがそれを口に入れてしまうなどの可能性もあります。
このように珪藻土壁ですが、いくつかデメリットもあります。
これらを知らないで、珪藻土が良いという理由だけで珪藻土壁を選んでしまうと後悔をしてしまうことがあります。
なので珪藻土の特性をしっかり理解した上で、珪藻土壁を選ぶようにしてくださいね。
よごれの落とし方について
珪藻土壁ですがよごれがついてしまったらもうダメなのでしょうか?
結論から言えば、そんなことはありません。
珪藻土壁によごれがついたら場合、よごれの落とし方としてはいくつかあります。
続いてそれらを紹介していきます。
珪藻土壁の汚れの落とし方ですが、以下のことがあります。
・漂白剤を使う
シミの汚れの場合、漂白剤が有効なことがあります。
布に水で薄めた漂白剤をつけて、珪藻土壁のシミにポンポンと当てるようにしましょう。
そうすることで珪藻土壁が漂白剤を吸収してくれてシミを落とすことができます。
その後には硬く水分を絞った布で漂白剤を落とすようにしましょう。
・ヤスリで削る
もしそれでも落ちない場合にはヤスリで削るという手もあります。
シミを細かいヤスリで削ることである程度落とすことができます。
ただこの際、傷にならないように気をつけるようにしましょう。
カビの取り方、補修について
珪藻土壁ですがカビ取りになるとどうすればいいのでしょうか?
こちらは基本的には汚れ取りと同じになります。
塩素系の漂白剤やカビ取り剤を使って、汚れ取りのようにすればこちらもカビ取りが可能となっています。
そして珪藻土壁の補修ですが、壁材は市販されているので、DIYで壁を補修することはできます。
ただそれが心配な場合にはリフォーム会社などに依頼をするようにしましょう。
そうすることで補修をすることはできますよ。
まとめ
珪藻土壁ですがメリットもありますが、デメリットもあります。
なのでそのデメリットを理解しないで使うと後悔することがあります。
珪藻土壁はよごれの落とし方やカビ取り、補修も可能です。
ですので、うまくそれらを行って珪藻土壁を大切にするようにしてくださいね。