焼いたら肉厚な食感が楽しめることからバーベキューにもぴったりなナス。
しかし、気になるのは変色。
変色したからと言って味に変化があるわけではないですが、やはりみためがおいしそうなほうが気分がいいですよね。
特にバーベキューなどのイベントごとだと野菜が新鮮に見えるほうがおいしそうだし、テンションが上がります。
バーベキューのように持ち運び時間が長い場合、変色させずに長持ちさせるにはどうすればいいのでしょうか?
ここではそんななすの変色防止について解説をしていきます!
なすの変色防止はこれ!
なすは切った状態で放置をしておくと、切り口が黒く変色をしてしまうことがあります。
これはどうしてなのでしょうか?
結論から言えば、その理由としてはなすに含まれている酵素が影響しています。
なすにはポリフェノールオキシターゼと呼ばれる酵素が含まれていて、これはアクの主成分でもあります。
なすを切ると、このポリフェノールオキシターゼが空気に触れることで酸化をして、
なすは黒く変色をしてしまいます。
ではなすの変色ですが、どうすれば防止することができるのでしょうか?
なすの変色防止方法については以下の方法がおすすめです。
ナスを塩水や、酢水に浸ける
切り口から酸化をしてしまいますので、切り口に塩水や酢水を浸けるようにしましょう。
そうすることでなすの参加を防ぐことができ、変色を防止することができます。
密閉容器に入れる
ジップロックなどの密閉容器に入れることもおすすめです。
密閉空間なのでなすが空気に触れることがないので酸化がしません。
切ったなすをひとつずつラップで包んでさらにジップロックに入れるといいかもしれませんね。
なすの変色は、基本的には腐っていなければ問題はありません。
なすが腐っている場合にも同様に色の変化があるのですが、その際には加えて以下のような特徴があります。
・ヌルヌルと粘り気がある
・水分が滲み出ている
・なすにハリがなくへたっとしている
・酸っぱい匂いがする
なすが腐っている場合には、食べたらお腹を壊す恐れがあります。
なので変色したなすを食べる際には一度匂いなどを確かめた上で食べるようにしてくださいね。
バーベキューで変色しない方法
なすをバーベキューに持っていく場合にはどうやって持っていくのがいいでしょうか?
なすをバーベキューに持っていく場合、以下のような方法がおすすめです。
一本丸ごと持って行ってしまう
なすは切り口から酸化をしやすいので、一本丸ごとで持っていくと良いです。
そしてバーベキューで焼く直前になすを切るようにすれば変色を防止できます。
現地で切る場所があり、時間もあるのであれば、切らずにそのまま持っていくほうがいいでしょう。
なすの表面にミョウバンを塗り込む
なすの表面にミョウバンを塗り込むことによって、色が落ちにくくなります。
これはミョウバンに含まれているアルミニウムとなすの変色の成分が反応をして、結晶が作られるので変色しにくくなります。
またなすの色艶をより一層出すのにも効果的です。
ただミョウバンをつけすぎると苦味が出てしまうので注意をしましょう。
なすを油通ししておく
なすを油通ししておくことによって、なすを油でコーティングすることができます。
それによって酸化を防ぐことができ、なすの変色を防ぐことができます。
このようになすをバーベキューに持っていく際には、変色をしないようにすることが大切です。
なすをバーベキューでよりおいしく食べるようにするためにも、しっかり工夫をするようにしてくださいね。
まとめ
なすの変色を防ぐ様々な方法をご紹介しました。
簡単なものから、手間がかかるもの、味にも少し影響があるものなどがあるので、そのときのシーンに合わせた方法で、上手になすの変色を防いでみてくださいね。