珪藻土バスマットって、すぐに水を吸ってくれるのでお風呂上がりでもびしゃびしゃになり便利ですよね。
布製のバスマットのように洗う必要もないので、お手入れも簡単です。
しかし、珪藻土バスマットですが虫がわくといううわさがありますが、果たして本当でしょうか?
結論からいうと、珪藻土バスマットに虫が湧くことはありません。
しかし、お手入れを怠るとカビが生えることもあります。
ここでは珪藻土バスマットについて詳しく解説をしていきます!
珪藻土バスマットは虫がわく?
珪藻土バスマットですが便利で使っている人も多いでしょう。
しかし中には虫がわくというのを聞いたことがある人もいるかもしれません。
これって本当なのでしょうか?
結論から言えば、珪藻土バスマットですが虫はわきません。
まず珪藻土バスマットですがこちらは名前の通り珪藻土からできています。
珪藻土とは珪藻と呼ばれる藻の殻が長い年月をかけて体積をした土となっています。
珪藻土自体は元々建築の素材や七輪などに使われていた素材ですが、近年はバスマットやコースターなどに使われており有名になりました。
そんな珪藻ですが、二酸化ケイ素という成分から構成され、この二酸化ケイ素は表面に目には見えない小さい穴が空いています。
そこに水を溜め込むことができるので一瞬で水を吸収してくれるのですね。
このように珪藻土バスマットは珪藻土を利用したバスマットになっています。
そしてこの珪藻土には虫を寄せ付けるものはありません。
なので珪藻土バスマットを使っているからといって特別に虫がわくということはありません。
ではなぜ珪藻土バスマットは虫がわくと言われるようになったのでしょうか?
その理由としては、建築材として珪藻土が使われることがあったからだと思います。
建築材として珪藻土が使われる場合、他の素材と混ぜ合わせて使われ、水分を吸収しやすいから虫がわいてしまったということが昔はあったようです。
しかし、上記のように珪藻土単体で室内では虫を寄せつけることはありません。
ですので安心して使うようにしてくださいね。
珪藻土バスマットのお手入れ方法
珪藻土バスマットですが使っていると衛生面で気になってしまうことはありますよね。
その場合どのようにお手入れをすればいいのでしょうか?
珪藻土バスマットのお手入れ方法ですが、基本的には2週間に1回程度で構いませんので日陰干しをするようにしましょう。
1日しっかりと日陰干しをすれば、吸収された水分もしっかりと蒸発させることができます。
そしてそれによって吸水力も復活しますよ。
この際気をつけて欲しいのが天日干しをすることです。
珪藻土バスマットを天日干しすると必要以上に水分がなくなってしまい、珪藻土バスマットが割れてしまう可能性があります。
また長年使っている珪藻土バスマットですと、それでも日陰干しをしても吸水力が上がらないことがあります。
その場合には紙やすりを使って表面を削ってあげるようにしましょう。
大体200番から300番ほどの紙やすりで珪藻土バスマットの表面を削ってあげればOKです。
吸水力が落ちた珪藻土バスマットは言わば目詰まりを起こした状態になっています。
なので紙やすりを使って表面を削ることによって目詰まりを解消して、珪藻土バスマットを復活させることができます。
ぜひこまめにお手入れを行って珪藻土バスマットを大切に使うようにしてくださいね。
最近ではおしゃれな模様の珪藻土バスマットが増えてきて、選ぶのが楽しいですね。
珪藻土バスマットの捨て方
珪藻土バスマットの捨て方ですがこちらも気になりますよね。
結論から言えば、珪藻土バスマット捨て方としては不燃ごみとして捨てることが多いです。
また自治体によって陶器として捨てることもあるので詳しく確認をするようにしてください。
他にも珪藻土バスマットの中にはアスベストが含まれているものもあります。
このような珪藻土バスマットの場合は捨てるのが禁止されていることがあったり、メーカーによって自主回収がされているものもあります。
なのでしっかりとまずは使っている珪藻土バスマットや自治体に確認をしてから、捨てるようにしてくださいね。
珪藻土バスマットが吸わなくなったら寿命?
珪藻土バスマットですが長年使っているとやはり水を吸わなくなってしまうことはあります。
珪藻土バスマットの場合、寿命は大体2年と言われています。
なのでお手入れをした上でそれ以上の期間使っていて水を吸わなくなったら寿命だと考えても良いでしょう。
ただこの2年の寿命はあくまでも目安となっています。
上記のお手入れをしっかり行えば3年でも5年でも珪藻土バスマットは使うことは可能です。
実際、筆者の家庭では珪藻土コースターですがお手入れをしながらもう5年近く使っていますが、まだまだ現役です。
ですので大切に使ってできるだけ寿命を伸ばしてあげるようにしてくださいね。
珪藻土バスマットのデメリット
珪藻土バスマットにはメリットもありますが、デメリットもあります。
よくある声としては、
- 冬だとひんやりしていて寒い
- 意外と水を吸わないので、最後にお風呂に入るとべちゃべちゃ
- お手入れが面倒
という内容です。
珪藻土バスマットはシンプルで石のような感触ですが、夏場は冷たく心地いいですが、冬はやはり寒いです。
冬場にお風呂で温まって気持ち良くなっているところに、足もとのひんやりは一瞬で心も冷えたりも。
また意外と大変なのがお手入れ。日陰干しは立てかけておけばいいだけなので、楽ですが、カビが発生した場合は早めにやすりで落としたほうがいいです。
やすりがけは地味に大変な作業ですので、少しぐらいいいかと放置していると、じわじわとカビが広がります。
このようなデメリットに当てはまる方は布地のバスマットのほうがいいかもしれません。
こちらのバスマットは速乾性が高く人気です。
まとめ
珪藻土バスマットは便利ですよね。
珪藻土バスマットは虫がわくと思っている人がいるかもしれませんが、こちらはそんなことはありません。
また珪藻土バスマットのお手入れ方法としては日陰干しや紙やすりを使うようにしましょう。
それらを使えば寿命以上に珪藻土バスマットを使うこともできます。
珪藻土バスマットを使う際には大切に使って、捨てる際にも自治体の捨て方に合わせるようにしてくださいね!