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たけのこで胸やけはえぐみが原因!えぐみが残っても食べて大丈夫?えぐみの抜き方やコンクリートに置くと抜けるうわさについても

たけのこで胸やけはえぐみが原因!えぐみが残っても食べて大丈夫?

たけのこを食べたあとになんだか胸やけがする…。

それはもしかしたらえぐみがしっかり抜けきっていなかったからかもしれません。

そしてたけこのは食べ過ぎると以下の症状が出ることがあります。

  • 便秘や下痢
  • 胃痛や吐き気
  • じんましんやかゆみ

ここでは、たけのこのえぐみの体への悪影響と、えぐみを完全に除去するには、どんな方法をすれば良いのかを詳しく紹介します。

たけのこのえぐみって体に悪いの?

たけのこのえぐみは十分に除去されていないと、やっぱり体に悪いものなんです。

しかも体に悪いだけでなく、たけのこの美味しさも半減してしまいます。

というのも、たけのこにえぐみが残っていると、舌がしびれたような感じがする可能性も出てくるんですよね。

ではより詳しく、たけのこのえぐみが人体にもたらす悪影響をご説明します。

胸焼けがしてくる

えぐみが完全に取り切れていないたけのこを食べると、胸焼けを引き起こす場合もあります。

たけのこのえぐみって実はたけのこに含まれているアクのこと。

これを食べてしまうことによって、消化が悪くなり胸焼けしてしまう可能性が出てくるんですよ!

せっかく美味しくたけのこを食べようとしたのに、胸焼けするするととても困るもの…。

たけのこを食べた後、胸焼けしてくるなら、えぐみつまりアクが十分に除去しきれていなかたと考えられるでしょう。

ちなみに、たけのこは食べ過ぎた場合でも、胸焼けを引き起こすことがあります。

たけのこって食物繊維が豊富なので、過剰摂取すると胃腸の中で消化するのに時間がかかってしまい、胸焼けに繋がってしまうんですよ。

たけのこはなるべくえぐみを除去するだけでなく、食べ過ぎないように注意しましょう。

胸焼けを引き起こさないためにも、たけのこは200~400gまでを目安に食べると良いですよ!

アレルギー性を起こす

えぐみの残ったたけのこを食べてしまうと、アレルギー反応を起こすこともあります。

具体的には、せきや息苦しいなど喘息のような症状が出る、肌がかゆくなったり赤く腫れるなどが現れるんですよ。

もしこれらのアレルギー反応が出たら、早めに病院へ行って医師の診察を受けましょう!

特に息苦しくなったりすると、呼吸困難になる危険性もあるので、注意が必要ですよ。

結石ができやすくなる

たけのこのえぐみって、たけのこに含まれているシュウ酸とホモゲンチジン酸という成分によるもの。

ホモゲンチジン酸はアミノ酸の一種なので、食べても体に悪いということはありません。

でもシュウ酸は大量に摂取してしまうと、体内で結石ができやすくなってしまいます。

結石ができると、尿路結石(にょうろけっせき)になるリスクがあるんですよ。

特に男性はシュウ酸を摂り過ぎると尿路結石にかかりやすいとされているので、たけのこはしっかりえぐみが除去されているものを食べるようにしましょう。

実は私の夫も尿路結石になったことがあるんですが、下腹部に激痛が出るため、救急車を呼んで病院に運んでもらったほど!

シュウ酸はかなり要注意の成分なんですね。

以上がたけのこのえぐみがもたらす体への悪影響なので、たけのこを美味しく安全に食べるためにも、やっぱりえぐみは十分に除去すべきでしょう。

たけのこのえぐみがあっても食べて大丈夫?

たけのこのえぐみ取りに失敗してけっこうえぐみが残ってしまった…

味は少し食べずらいかもしれませんが、えぐみが残っていたとしても食べても大丈夫です。

えぐみの成分であるシュウ酸とホモゲンチジン酸は体内から排出されるので人体に問題ありません。

しかし、シュウ酸は尿路結石の原因となるものなので、大量に摂取するのはやめましょう。

また人によっては胸やけやアレルギー反応がでることもあるので、もしえぐみが残ってしまっても適度な量を食べるようにしましょう。

たけのこのえぐみを取る方法

たけのこのえぐみをきちんと除去するには、以下の方法をすると良いですよ!

たけのこに切れ目を入れて米ぬかとトウガラシと水を鍋に入れる

たけのこのえぐみを除去するには、まずたけのこの穂先を切り落としたら、縦に2~3㎝くらいの切れ目を入れ、一握り分の米ぬかとトウガラシ1本を鍋に入れます。

そして水を注ぐのですが、その際の水量はたけのこがひたひたになるくらいまで、しっかりと多めに注いでおくと良いですよ。

時間をかけてたけのこを茹でていく

たけのこを火にかけ、沸騰したら落としぶたをして、弱火で40分~1時間茹でていきます。

大きめのたけのこでしたら、なるべく1時間はしっかりと弱火で茹でていくと、上手くえぐみを抜くことが出来ますよ!

たけのこが柔らかくなったら火を止めて完全に冷めるまでそのままにしておく

たけのこの根本に竹串を刺し、柔らかくなっていたら火を止めましょう。

そして火を止めたら、鍋が完全に冷めるまでそのままの状態にしておいてください。

鍋が冷めたら、たけのこを鍋から取り出し、よく水洗いして切れ目の部分から皮を剥くと良いですよ。

たけのこの茹で時間が短かったり、十分に鍋が冷める前にたけのこを取り出してしまうと、えぐみが残る場合もあるので、くれぐれも注意してくださいね!

えぐみをしっかり除去できれば、体に悪いことはなく安心して食べられます。

たけのこのえぐみがとれない場合は?

たけのこが大きかったり、採ってから時間がたっているとえぐみが強くなり、いつもの柄組の取り方でも完全にとれない場合もあります。

捨てるのはもったいないので、その場合は、バターで焼くとたけのこのえぐみがカバーできます。もしくは炊き込みご飯にすると、えぐみも気にならずおいしく食べられますよ。

また水をたっぷり入れた容器にたけのこを浸して冷蔵庫に置いておくとだんだんえぐみがぬけていきます。お水は毎日取り換えてくださいね。

ただし、たけのこの香りも一緒に抜けていってしまうので、ちょうどいいときに調理することをおすすめします。

コンクリートの上に一晩おくとえぐみがとれる?

なんとも不思議な話ですが、たけのこをコンクリートの上に置いておくとえぐみがぬけるという話があるようです。

どこからこの話が出てきたのかというと、どうやら「ミスター味っ子」というマンガで登場したそうです。

なんでもたけのこを皮ごと米ぬかでゆでた後、たけのこをそのままコンクリートに置いておくとえぐみがすっかり抜けているという…。

料理マンガなので、調理法についてはある程度の信ぴょう性はありそうですが、実際のところ根拠はなさそうですので、試さないでくださいね(笑)

まとめ

たけのこのえぐみは体に悪いため、しっかりえぐみを除去していくことが大事。

えぐみが残っていると、美味しくないだけでなく、胸焼けやアレルギー反応の症状が現れたり、体内に結石ができる可能性もあります。

たけのこは米ぬかとトウガラシと一緒にしっかり茹でて、そして完全に冷ましてから皮を剥いて調理すると良いですよ!

ぜひおいしい安全なたけのこ料理をつくってくださいね!

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