牛脂は、牛肉を焼くときに鉄板にひく調理油として欠かせません。
特有の風味で、肉のうまみを引き出してくれます。
また、牛肉を焼く時以外にも、料理の隠し味に使うこともできます。
細かく刻んで餃子やハンバーグ、ミートボールなどの種に混ぜ肉汁の素にしたり、カレーやラーメンなどにうまみを加える隠し味にしてもおいしいです。
牛脂を使うことで、肉を一層おいしく食べることができます。
普段の料理に使うことで、ワンランク上の味に早変わりします。
そんな牛脂を料理に使いたいけど、どこに行けば一体手に入るの?
もしなかった場合、代用できるものはあるの?と思っているあなた。
今回は、牛脂の手に入る場所や無料の理由、ラードとの違いまで一気にご紹介します!
牛脂はどこで買える?
牛脂は以下の場所で手に入れることができます。
- スーパーや業務スーパー
- お肉屋さん
- ネットスーパー
スーパーの精肉コーナーや業務スーパーでは、一部無料で置いてあります。
また、お肉屋さんで購入することもできます。スーパーより大量にほしい場合や少し高価な牛脂がほしいときなどは、お肉屋さんがおススメです。
もちろん、ネット通販で購入することも可能です。
牛脂をすぐに使わず、ちょっとこだわった牛脂がほしいなどのときは、ネット通販がおススメです。
ネット通販なら、種類が豊富です。
牛脂の代用ができるものは?
使いたい日に、どうしても牛脂が手に入らない場合は、自宅にあるもので代用することができます。
- ラード
- サラダ油
- バターやマーガリン
- オリーブ油
などです。
肉を焼くときに牛脂を使う目的は、料理のコクを出すためです。
牛脂のような独特な風味ではありませんが、ある程度のコクは代用のもので出すことができます。
牛脂が無料のところはなぜ?
どうして一部のスーパーでは牛脂が無料で置いてあるのでしょう。
その理由は、カットしたお肉の余りだからです。
合成したものでも、食べられないものでもありません。
正真正銘、本物の牛肉の脂なので、ご安心ください。ただ、食べる場合は、熱を加えて調理することをおススメします。
お肉屋さんでも牛脂を無料でくばることがあります。
それは、
「これで牛肉を焼くと、肉の旨みがさらに引き出されるから。おいしく食べて。」
という心配りのようです。
牛脂とラードの違いは?
牛脂とラード、とても似ていますね。どちらも動物の脂を精製加工した食用の油脂では変わりありませんが、二つの違いを分かりやすく説明します。
牛脂は牛の脂を精製加工したもので、食用に用いられる肝臓周辺の脂身を「ケンネ脂(けんねあぶら)」と呼ぶこともあります。
ラードは豚の脂を精製加工した食用油脂ということです。揚げ物や炒め物の調理油として、家庭用以外に業務用でも幅広く使用されます。
料理では、牛脂は牛肉料理に利用して肉の旨み引き出すのに対し、ラードはそれ以外の料理に利用して、あっさりとした食材でもコクを引き出すことができます。
まとめ
牛脂は風味よく、少量でワンランク上の味になります。
ステーキやすき焼きなどの肉料理はもちろん、その他の料理の隠し味としても、ぜひ使いたい必需品でもありますね。
ちなみにわが家では、細かく刻んで、ワカメやゴマなどと一緒にスープに入れたりもします。和風だしやコンソメとは違った、独特な味に早変わりです。
野菜を刻むのが面倒な日は、チャーハンに細かく刻んだ牛脂を入れるだけでも、とてもおいしいです。子どもにも人気があるメニューになりそうです。手軽でおいしい!最高ですね。
何より、スーパーなどで無料でもらえるところがあり、お得ですね。
今後、肉を買う際は、お店の中を隅々チェックしてしまいそうです。どうしても牛脂が手に入らないときには、別の油脂でも代用できることが分かりました。
さまざまな料理に牛脂のうまみを取り入れ、さらにおいしい食卓になるといいですね。