オロナインって便利ですよね。
傷ができた場合にはとりあえずオロナインをぬればよくなりますし、家庭にも常備薬として置いてある人も多いでしょう。
ただそんなオロナインですが、陰部の腫れやできものには使ってはいいのでしょうか?
また代用できるものはあるのでしょうか?
ここではオロナインと陰部の症状について解説をしていきます!
オロナインは陰部の腫れに塗ってもいい?
陰部が腫れると気になりますよね。
陰部の腫れは男性女性問わず起きることがあり、対応に困ってしまいます。
そんな陰部の腫れですが、オロナインは塗ってもいいのでしょうか?
結論から言えば、男性の場合には使っても大丈夫ですが、女性は避けた方が良いでしょう。
詳しく解説をしていきます。
男性が陰部の腫れを起こした場合、考えられるのは亀頭包皮炎です。
こちらは陰部に雑菌が繁殖をすることで痛みや腫れになってしまう病気であり、子供から大人までなる可能性があります。
この場合にはオロナインの除菌効果は有効です。
その他にも性感染症など様々な原因が考えられますが、一時的にオロナインを塗ること自体にそこまで大きな影響はありません。
一方女性の場合には、陰部が腫れる場合には性感染症やヘルペスなどが考えられます。
そして女性の陰部は男性に比べて非常にデリケートです。
オロナインを塗ることによって常在菌までも死滅させてしまい、悪化をしてしまう可能性があります。
なので陰部の腫れの場合にはデリケートゾーン専用の薬を使うようにしましょう。
それでも腫れが治らない場合には、男性女性問わず、すぐに泌尿器科の受診をおすすめします。
オロナインは陰部のできものに塗ってもいい?
陰部にできものができるのも怖いですよね。
男性女性問わず、陰部にできものができた場合、オロナインは塗っても良いのでしょうか?
結論から言えば、できものの場合にはオロナインは効果はないことが多いです。
陰部にイボやブツブツのできものができた場合ですが、性感染症や、尖圭コンジローマ、梅毒、ヘルペス、フォアダイスなど様々な病気が考えられます。
これらはオロナインだけでは治りきることは少なく、早めの泌尿器科の受診をおすすめします。
できものは放っておくと、周囲に広がる可能性があるほか、よりひどくなったり不妊の原因にもなってしまいます。
またしこりがあると場合によっては膀胱癌などの可能性もあります。
なので症状が悪くなる前に早めに病院に行くようにしましょう。
オロナインは陰部の傷に塗ってもいい?
思わぬ形で陰部に傷ができてしまうこともあるでしょう。
普通の切り傷の場合にはオロナインは有効ですよね。
では陰部の傷の場合にはどうなのでしょうか?
結論から言えば、こちらも男性ならオロナインの効果があるかもしれませんが、女性は避けた方がいいでしょう。
男性が陰部に軽い傷がある場合でしたら、オロナインは塗っても大丈夫でしょう。
ただ女性の場合、上記のように陰部はデリケートになっています。
なので女性の場合にはデリケートゾーン専用の消毒薬を使うのが良いでしょう。
ただ傷がかぶれや痒みがある場合には、こちらも様々な症状が考えられます。
オロナインは公式にもインキンタムシの症状には効くとあります。
ですのでそのような症状がある場合には塗っても良いですが、素人が全てを判断するのは危険です。
インキンタムシに似ているけど、実は違う病気だった、かぶれがひどくなって他の病気を引き起こしたなんてこともよくあります。
ですのでもし痛みやかぶれが続くようでしたら、こちらもやはりすぐに泌尿器科に受診するようにしましょう。
泌尿器科というのはなかなか診察をするのが恥ずかしいと思うかもしれません。
しかし医師は当然言ってしまえば陰部は見慣れていますし、なんとも思うことはありません。
むしろ放っておいて悪化する方がはるかに困るので、早めに対応をするようにしましょう。
オロナインはデリケートゾーンのかゆみに効く?
デリケートゾーンのかゆみはなかなか人には相談しずらいですよね。
乾燥によるかゆみなのであればオロナインは有効かもしれません。もし塗るときは粘膜の部分は避けて塗るようにしてくださいね。
また市販薬でも陰部のかゆみに対応している薬があるので、試してみてもいいでしょう。
しかし、陰部のかゆみの原因は様々です。
ナプキンの蒸れが原因だったり、ストレスによるホルモンバランスの変化なども原因になります。
もしかゆみが我慢できないくらいのレベルだったら、カンジタを発症しているかもしれませんので、早めに婦人科を受診してくださいね。
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オロナインの代用できるものはなに?
そんな陰部の症状ですが、オロナインの代用できるものは何なのでしょうか?
続いてオロナインの代用できるものについて紹介していきます。
デリケアM’s
https://www.ikedamohando.co.jp/delicare_ms/
まず男性で陰部にかゆみを感じる場合には、こちらの薬がおすすめです。
こちらは陰部の蒸れやかゆみに効くものであり、塗ることで夏でも爽快さをキープすることができます。
男性陰部専用の薬ですので安心感もありますよね。
しかしこちらは性感染症などには効果はありません。
もしそのような症状や疑いがある場合には、医師に相談をするようにしましょう。
フェミニーナ軟膏
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続いて女性で陰部にかゆみを感じる場合にはこちらがおすすめです。
蒸れや下着とのずれ、生理中のかゆみにも使うことができます。
ドラッグストアやネットでも買うことができるので、手軽ですね。
ただこちらもあくまでも汗や蒸れなどのかゆみによる場合のみ有効です。
病気が疑われる場合にはすぐに医師に相談をするようにしましょう。
まとめ
オロナインですが陰部にも一部の場合は有効です。
ただ性感染症や梅毒など陰部の症状には様々なことが考えられ、オロナインが効かないことも多いです。
なので何か異変があったら泌尿器科に受診をすることがおすすめです。
オロナインの代用の薬も同様ですね。
オロナインの使い方を間違えず、有効な場合のみ使用するようにしてくださいね。