毎日使っている掛け布団。洗濯したいけど、クリーニングは高いし日数がかかる、という方にはコインランドリーでの洗濯がおすすめです。
しかし、正しく洗濯をしないと失敗します。
掛け布団をコインランドリーで洗濯して失敗する原因は、
- 洗濯マークを確認しない
- 素材を確認しない
- ほころびがあるまま洗濯をする
- 正しい洗い方で洗濯しない
といったことにあります。
どんな掛け布団でもOKというわけではなく、しっかり確認をしないと失敗してしまいます。
この記事では、掛け布団をコインランドリーで洗濯したら失敗する原因と正しい洗い方やコインランドリーの料金や時間について解説します。
掛け布団などの寝具のダニが気になる方は、ダニ退治ができる【ダニ捕りロボ】 を利用しましょう。
掛け布団は頻繁に掃除できるものではないし、置いておくだけでダニ退治ができるので手間もありません。
掛け布団をコインランドリーで失敗しない洗い方
掛け布団をコインランドリーで洗濯して失敗する原因は、
- 洗濯マークを確認しない
- 素材を確認しない
- ほころびがあるまま洗濯をする
- 正しい洗い方で洗濯しない
ということがあげられます。
とりあえず洗濯したいからえいやっとやってしまうと後悔することになります。失敗すると、その日に使う掛け布団がなくなってしまうので、急遽買いに行かないといけない、という手間も発生してしまいます。
しっかり失敗しない洗い方を知りましょう。
洗濯マークの確認
掛け布団についている洗濯マークを確認しましょう。水洗いOKのマークがついていれば、コインランドリーで洗うことができます。
布団の素材や中綿の種類によっては水洗い不可のものもあるので、しっかり確認しましょう。
水洗いOKのマークは下記です。
右下の「絵気温は40度を限度都市、手洗いができる」「家庭での洗濯禁止」はコインランドリーでは洗えませんので、クリーニングを利用しましょう。
クリーニング屋が近くにない、クリーニングに出しに行くことができない場合は、宅配クリーニングを利用しましょう。
素材の確認
布団の素材でコインランドリーで洗濯できるものは、
- 羽毛(なるべくキルティング加工のもの)
- ポリエステル
この2つしか洗うことができません。
羽毛もキルティング加工されたものしかコインランドリーで洗濯することができません。
ただし、キルティング加工されていなくてもひもで縛ることで対応することは可能です。
羊毛や真綿などはコインランドリーで洗濯できないので、やめましょう。無理に洗濯していしまうと、羊毛は縮み、綿は偏って固まってしまいます。
かなり前に購入した掛け布団だと洗濯マークが薄れてわからない、素材もわからない、ということもあると思います。
その場合は、どうなるかわからないので、クリーニングにおまかせしたほうが安心ですよ。
また和布団もおすすめできません。
ほころびや穴がないか確認
羽毛布団でキルティング加工されている部分にほころびや穴があると、洗濯でやぶれてしまい、羽毛が外に飛び出してしまう可能性があります。
そうなるとコインラインドリー内でも大変なことになるし、布団はもう使い物になりません。
洗濯する前にしっかり確認しましょう。
正しい洗い方をする
掛け布団の洗い方のポイントは
- 洗濯機が9割がた埋まるサイズにする
- 縦にまき2~3か所をひもで縛ってネットに入れる
- シーツ・カバーは外しておく
掛け布団は大きい洗濯物なので、大型洗濯機を使うことになりますが、その際に洗濯機が9割がたうまるくらいのサイズのものを選びましょう。
通常の洗濯物は洗濯機の7~8割がたが埋まるくらいの余裕があったほうがいいですが、布団は余裕がありすぎると型崩れの原因などになってしまいます。
掛け布団のサイズに合わせた洗濯機を使うようにしましょう。
またぐちゃぐちゃにしたまま洗濯機に押し込むのはNG。
縦にぐるぐる巻きにし、綿の偏りがないように2~3か所をひもで縛り、小さくコンパクトに折りたたんでから洗濯機に入れるようにしましょう。
布団用のネットに入れて洗濯をしましょう。
掛け布団をコインラインドリーで洗濯する時間は?
コインランドリーで掛け布団を洗濯する時間は、
- 洗濯に30~50分
- 乾燥に40~60分
ほどとなりトータルで1時間~1時間30分かかるのが目安です。
掛け布団が完全に乾くまでは約40~60分くらいを目安にするといいでしょう。
羽毛布団は洗濯直後は水をすってぺちゃんこになっていますが、乾燥するとふくらみます。
それを考慮して少し大きめの乾燥機を使いましょう。
また高温だと羽毛にダメージを与える可能性があるので、高温乾燥は避けたほうがいいでしょう。
中身だけでなく側生地の素材によっては高温に弱い素材もあるので、しっかり確認しましょう。
掛け布団をコインランドリーで洗う料金は?
コインランドリーにもよりますが、
- 中型洗濯機で1時間800円
- 大型洗濯機で1,200円ほど
です。
乾燥機のみは
- 中型で10分100円
- 大容量で7~8分で100円くらい
が相場です。
シングルの掛け布団1枚ではだいたい総額で1500円~2000円ほどかかります。
クリーニングに比べるとリーズナブルで、その日のうちに洗い終えることができるので便利です。
掛け布団は何キロの洗濯機?
一般的なシングルサイズなら12~15Kgの洗濯機サイズがいいでしょう。
シングルでも厚みがあるタイプやダブルサイズなど大きいサイズは30kgまで対応している洗濯機を選びましょう。
乾燥のみコインランドリーでもOK?
乾燥機のみコインランドリーを利用してももちろん大丈夫です。
自宅で干すと時間がかかりますし、太陽光だけではダニを全滅させることができないので、ダニ対策としても温度の高い乾燥機を使用することは有効です。
しかし水を含んだ布団はかなり重いです。
水が垂れないように気をつける必要もあるので、洗濯からコインランドリーを使用したほうが楽ではあると思います。
布団カバーは外して洗濯する?
掛け布団をコインランドリー選択する場合は、布団カバーは外してください。
布団カバーをはずすのが面倒だから、そのまま一緒に洗ってもいいのでは?と思うかもしれませんが、布団カバーの内側にもごみやほこりがたまっています。
また掛け布団の汚れも落ちにくくなりますので、洗濯する前に必ずはずしておくようにしましょう。
掛け布団をクリーニングにだす料金は?
掛け布団をクリーニングに出すと、ひとつにつき3000円~6000円ほどかかります。日数もかかるので、お客用布団であれば問題ないけど、普段使っている布団だと難しいですよね。
掛け布団が必要なくなる夏に出す、ということでもいいかもしれませんが、やはり使っている間に何回かは洗濯したいものです。
いっぽうでコインランドリーで洗濯した場合の料金は1500円~2000円ですし、洗濯から乾燥まで約1~2時間で済むので、その日のうちに洗濯が完了します。
ただし、羽毛を使っている、高額な値段の布団なのであれば、クリーニングに出したほうが安心です。
まとめ
毎日使うものなので、清潔な状態を保ちたいですよね。
きれいになった掛け布団ならぐっすり寝られそうです。
とはいえどんな掛け布団でもコインランドリーOKではないので、失敗しないためにも、洗濯表示や素材の確認、正しい洗い方で洗うようにしてくださいね。