ビーツを食べたあと尿が赤い!これはなにか毒性があるか副作用なのか?とすごくビックリしてしまいますよね!でも安心してください。
ビーツを食べ過ぎるとビーツに含まれている成分によって、尿が赤くなることが多いんです。
とはいえ、尿が赤いって本当に大丈夫なの?他にも、ビーツの食べ過ぎで副作用がないの?と気になりますよね。
この記事では
- ビーツを食べたあとなぜ尿が赤くなるのか
- 食べ過ぎると副作用があるのか
- ビーツと一緒に摂取してはいけない食材はあるのか
を解説します。
ビーツは食べ過ぎるとおしっこが赤くなる!
ビーツの食べ過ぎで尿が赤くなるのは、血尿ではなく単純に、ビーツに含まれている『ベタシアニン』という成分が影響しているからですよ。
要するに、食べ過ぎによってビーツの色素成分が尿に混ざって出てきてしまうから。
そのためビーツを食べた後、尿が真っ赤であっても、血尿ではなく健康に悪影響が及ぼされている、というワケではないので、どうか心配しないでくださいね。
でも尿が真っ赤だと、本当に血尿が出たのかと思って、驚くのも無理はありません!
けっこう尿って、体内に摂り入れたものによって、色が変わったりすることもあるんですよ。
例えば黄色い栄養ドリンクを飲むと、その後出る尿って、普段よりも黄色みが強くなります。
私も風邪をひいたときに栄養ドリンクを飲んで、尿がやっぱり真っ黄色だったことがありました。
ビーツを食べ過ぎた場合でも、同じように尿に赤い色素が混じることがあるので、病気か何かなのかを疑わなくてもOK!同じように便も赤くなることがありますが、ビーツの影響なので心配しないでくださいね。
ただ、ビーツって食べ過ぎてしまうと、尿が赤くなるだけでなく、他にも副作用が出てしまうので注意が必要です。
食べ過ぎの副作用に注意
ビーツは健康にとてもいいですが、食べ過ぎると悪影響を及ぼすことがあります。いくら健康にいいからと言っても食べ過ぎに注意しましょう。
高カリウム血症になる
あまり聞き慣れない言葉ですが、高カリウム血症とは、ビーツに含まれるカリウムを過剰摂取することで、筋力低下や不整脈、また手足がしびれるなどの症状が出てきます。
カリウムも摂り過ぎには注意すべきものなんですね!
確かにカリウムって、むくみ改善に良いため、頻繁に摂取する場合も多いでしょう。
でもビーツにはカリウムが豊富に含まれているため、高カリウム血症を引き起こす可能性があります。
カリウムを摂り過ぎないように、ビーツの食べ過ぎには注意していきましょう!
尿路結石を作り出してしまう
ビーツにはシュウ酸という成分も含まれているのですが、このシュウ酸は体内にどんどん溜まっていくと、尿路結石を作り出すんです。
実は私の夫も以前、尿路結石が体内に出来てしまい、夜中に激痛で苦しみ、救急車で病院に搬送されたことがありました…。
私もその時、すごく不安になったし、何より激痛に苦しむ夫が辛そうだったので、かなり心配しました。
特に男性は尿路結石を作り出しやすいため、ビーツの食べ過ぎはやっぱり注意すべき!
ちなみに義父も尿路結石を体内に作りだしてしまい、手術したと話していました。
尿路結石って本当に危険だし痛いので、ビーツの食べ過ぎでシュウ酸を体に溜め込まないようにしてくださいね。
ビーツって健康的な野菜ではあるのですが、やっぱり食べ過ぎると体に悪影響を及ぼすし、副作用も出てくるもの。
そのため、ビーツの食べ過ぎには絶対に注意してくださいね。
ビーツは3週間に2~3個を食べるようにすれば、副作用もなく健康的に摂取できます。
しかし、ビーツは手に入りずらく、気軽に食べることって難しいときがありますよね。でも健康は気になる、という方はビーツを粉末で食べるのも手軽で簡単に取り入れられます。
ビーツを食べるにしても皮をむいたり、その後片付けをするといった手間が発生します。
ちょっとしたことでも少々めんどうですよね。
粉末なら水でとかして飲むだけなので簡単です。健康を意識しているあなたならビーツは定期的に取り入れていきたいですよね。
ビーツとの食べ合わせが悪い食材
基本的にビーツとの食べ合わせが悪い食材というのはありませんので、ビーツはお好きな野菜や肉類、魚類などと一緒に、炒め物にしたりサラダにしたりして食べましょう。
食べ過ぎの副作用は怖いけれど、食べ合わせが悪い食材がないのは、すごく嬉しいしありがたいですね!
ビーツは、食べ過ぎにさえ注意しておけば、問題なく好きなように食べられるものなんですね。
むしろビーツは、主にカルシウムを含んでいる食品と一緒に食べることで、食べ合わせが良くなり、骨や歯を健康にすることが出来ます。
ということで、ビーツは牛乳やヨーグルト、チーズなどと一緒に食べ合わせすると良いんですよ!
カルシウムを多く含んでいる食品や飲料と一緒にビーツを食べれば、よりカルシウムを体内で吸収しやすくなっていきます。
ビーツってカルシウムを含む乳製品や魚介類との食べ合わせをするのが良いものなんですね!
あまりビーツと乳製品や魚介類との食べ合わせってイメージが結びつかないので、少しビックリしました。
でも食べ合わせに関してはカルシウムを含む食品や食材との相性が良いので、ビーツの効果を高めるためにも、乳製品や魚介類と一緒に食べましょう。
まとめ
ビーツは食べ過ぎると色素の影響で尿が赤くなりますが、これは血尿ではないのでご安心を。
ただしビーツを食べ過ぎると、高カリウム血症になったり、体内に尿路結石を作り出してしまうので、絶対に食べ過ぎないように注意してくださいね。
また、ビーツはカルシウムを含むものと一緒に食べると、体内でカルシウムの吸収が良くなるのでおすすめですよ!