花粉の季節やあかちゃんがいる家庭では大活躍の空気清浄機。
空気を常にきれいにしておきたいので、24時間つけっぱなしにしておきたい人も多いでしょう。
しかし、気になるのが、"24時間つけっぱなしにして、火事にならない?”という点ですよね。
電化製品をつけっぱなしにしておくことに、抵抗がある方も多いかと思います。
結論からいうと、空気清浄機は24時間つけっぱなしにしても問題ないといわれています。
むしろ、メーカーは24時間つけっぱなしにして使うことを推奨しています。
安全に使うための注意点をふまえることで、快適に安心して空気清浄機を使用することができます。
空気清浄機24時間つけっぱなしは火事にならない
空気清浄機は、ホコリやウイルス、花粉やカビの胞子などの空気中の汚れを吸い込み、その汚れを濾したり不活性化して、キレイな空気を吐き出しています。
お部屋全体の空気を吸い込んでキレイにするためには、どうしても時間がかかってしまうため、そもそも、空気清浄機は“つけっぱなしで使うことを前提”にして設計されています。
そのため、24時間つけっぱなしで使うこと自体に火事の危険性はないといわれています。
ただ、空気清浄機も電化製品ですので、その他の原因で火事を起こしてしまうことは起こりえます。
例えば、
- 電源プラグにホコリが溜まっている
- 電源コードの上に重い物を置いている
- 掃除が不十分
など、取り扱いが間違っていると、発火や出火の原因になることは考えられます。
空気清浄機は壁際に置くことが多いため、その裏側にホコリがたまってしまいがちです。
火事の危険性を最小限にするために、電源プラグの周りにホコリが溜まっていないかこまめに確認し、掃除することが大切です。
空気清浄機は窓開けてるときはどうする?
窓を開けているなら空気清浄機はつけてなくてもいいのでは?と疑問ですが、ずっと窓を開けておくなら空気清浄機はいったん切っていてもいいかもしれません。
しかし、空気清浄機をつけっぱなしだからと言って窓を開けなくてもいいわけではありません。
空気清浄機は空気中のハウスダストやカビ菌、ウイルスなどを除去してくれますが、窓を開けずにずっと空気清浄機をつけていても空気中は汚れていきます。
そのため窓を開けて換気をすることで空気が循環され、部屋の空気がよくなるんですね。
歓喜のために窓を開けている間も空気清浄機はつけっぱなしでかまいません。
空気清浄機を24時間つけっぱなしの時の電気代は?
電解製品を24時間つけっぱなしだとかなり電気代を使うのでは?と不安ですが、そこまで家計に響くくらいの電気代はかかりません。
空気清浄機の適用床面積の違いなどありますが、1時間当たりの電気代はだいたい0.5円未満。
単純計算で、24時間つけっぱなしにしても1日当たり約6.48~約9.12円、1か月=30日当たりでも約194.4~約273.6円となります。
これはエアコンなどに比べるととても安いです。
ですので、24時間365日つけっぱなしでも電気代を気にするくらいにはならないでしょう。
空気清浄機は定期的に掃除すること
空気清浄機周りの掃除ももちろんですが、空気清浄機自体の定期的な掃除も欠かせません。
フィルターに汚れが詰まっていると空気清浄機の性能が落ちてしまいますし、モーターに負荷がかかりすぎて消費電力が上がったり、発火の原因にもなりえます。
空気清浄機の掃除は、裏側のパネルのホコリを取り、フィルターを外して洗うのが一般的な手順です。
ただ、メーカーによって違いがあるため、取扱説明書を事前に読んで、掃除の手順をイメージしておくと安心ですね。
空気清浄機の取扱説明書には、背面のフィルターや内側のフィルター、加湿機能付きなら加湿タンクなど、それぞれの部品の適切な掃除サイクルが示されています。
購入したらすぐ取扱説明書を確認し、それぞれのパーツの掃除するサイクルを把握して、汚れが溜まる前に掃除をすると、空気清浄機をより快適に使えますし、火事の心配も減ります。
できるだけ手間をかけずに掃除したい・・
誰しもがそう感じますよね。
空気清浄機の裏側のパネルに使い捨てのフィルターを貼っておくのもおすすめの方法です。
汚れが溜まったらポイッと捨てるだけですのでとてもラクですし、内側のフィルターにもホコリが溜まりにくくなるため、掃除が簡単になります。
また、フィルターを外す際にはどうしてもホコリが舞いますので、マスクや手袋を着用するのが安心です。
まとめ
繰り返しになりますが、空気清浄機は、24時間つけっぱなしで使うことを前提に作られています。
そのため、つけっぱなしで使うこと自体に火事の危険性はないといわれています。
一般的な電化製品と同じように、電源プラグ周りの掃除や、空気清浄機自体の定期的な掃除を心がけて使うことで、安全に快適に使うことができます。
一度汚れをためてしまうと、汚れが落ちにくくなり掃除するのもおっくうになります。
汚れを溜め込む前に定期的に掃除するのがとても大切です。
購入したらすぐに取扱説明書を確認し、それぞれのパーツの掃除サイクルを把握して、汚れを溜め込む前の掃除を習慣にしていきましょう。