世界一周旅行って憧れますよね。そんな憧れの世界一周旅行ですが、格安でできるのがピースボートです。
しかし、出航すると約3カ月ほどは船のなかで生活することになります。
船旅の生活が合わず、途中で帰りたい、もしくは急用ができてどうしても帰らなければならないとなる可能性もあるかもしれませんよね。
結論から言うと、途中で帰りたいとなった場合は船を降りることができます。
また、寄った国のなかでとても気に入った国があった場合、途中で離脱して再度合流する、ということもできます。
ただし、途中で帰る際にはいくつか注意点があるので、事前に知っておいたほうがいいでしょう。
ここではピースボートで帰りたいときについての申請方法や注意点について解説していきます。
ピースボートで帰りたいとき帰れる?
ピースボートは約3カ月の船旅で、いろんな国に寄港し、利用すれば格安で船で世界一周旅行がすることができます。
いろんな国に寄港し、ボランティアとして貧困地域をめぐり、支援物資をすることも目的の一つとなっています。
その他にも乗船者同士での交流を深めることもでき、旅行中に様々な思い出や交友関係を作ることができます。
その船旅は約3ヶ月ほどとなっていて、ほとんどを船の上で暮らすので、普段とは違った生活になじめなかったりすることもあるかもしれません。
または急用ができて帰らなくてはならない、という事態が起こるかもしれません。
この場合、ピースボートでは途中で帰ることができます。
ただし、帰ろうと思ったらすぐ翌日に帰ることができるわけではなく、申請手続きや注意点があります。
ピースボートで途中で帰るときの手続き
必ず事前申請をする
ピースボートですが途中で帰るときには事前申請をするようにしましょう。
ピースボート側で誰が乗っているかは把握をしています。
それが途中で無断で帰ったとなると大きなトラブルになってしまいますからね。
レセプションに目安としては1週間前ほどに申請をしておいたら次の寄港地で帰ることができます。
そしてレセプションでは航空券の手配なども代行してくれるので、そちらを利用できます。
ただ寄港地から空港までは当然サポートはありません。
どんな場所でも自力で空港に行かなければならないので注意をしましょう。
ピースボートで途中で帰るときに注意すること
ピースボートで途中で帰る時ですが、注意することとしては以下のことが挙げられます。
航空券やホテルなどの手配
帰る際の航空券は自分で手配するか、ピースボートの旅行会社であるジャパングレイスに代行してもらうことができます。
船の中からの手配でも大丈夫です。
しかし、ピースボートの旅行会社であるジャパングレイスに代行してもらう際は、高い航空券を提示されることもあるようです。
そのため自分で手配したほうがいい場合もあります。
荷物は全部持ち帰る
途中で帰る場合に、船に荷物を置いておいたり、配送で家に送ることもできません。
なので荷物は全部持った上で帰るようにします。
ですので荷物が多過ぎると帰るのがかなり大変になりますので、基本的には荷物は最小限にしておくことがおすすめです。
費用は返ってこない
ピースボートで途中で帰っても当然費用は返ってきません。
ピースボートはボランティアやグレードにもよりますが、最低でも100万円はかかり、場合によっては300万円近く費用がかかることがあります。
もしピースボートで船旅を始めてすぐに帰ることになってもその費用は返ってきません。
ですので経験はもちろんですが、費用の面でももったいないでもできるだけ途中で帰ることは避けるようにしましょう。
このようにピースボートで途中で帰るときにはいくつか注意点があります。
せっかくの世界一周旅行で帰るのはもったいないですが、途中からでも買えることができるので安心してくださいね。
また、ピースボート乗船中に帰りたい、と思ってしまう原因はいくつかあるようで、「思っていたことと違う…」というギャップを感じる人もいるようです。
急用でもない限り、ピースボートを途中で帰るのは非常にもったいないので、乗船する前にしっかりとピースボートについて理解を深めておきたいですね。
こちらの記事ではピースボートで後悔する理由についてまとめているので、参考にしてみてください。
ピースボートの離脱とは?
ピースボートは「離脱」という制度があり、途中の寄港地でいったん船を降りて、また別の寄港地で合流することができます。
ピースボートの滞在日数は、だいたいが2日ほどです。
途中に寄った国がとても気に入った、とか、寄港ルートのなかで2日以上滞在したい国が含まれていた場合、その寄港地で船を降りて、そこにしばらく滞在する、ということができます。
そして、その後に他の寄港地でピースボートに合流する、という自分でカスタマイズしたルートで行くことも可能なのです。
ただし、ピースボートの寄港地は毎回同じではないので、事前に寄港地を確認しておいて、あらかじめ計画をしておいたほうがスムーズに行くでしょう。
ピースボートを離脱してから戻ってくるときの対応
ピースボートを離脱して、別の寄港地に戻ってくるという計画をする際の手続きがあります。
手順は以下のとおりです。
1.レセプションに一週間前に申請
途中で帰る時と同様に、離脱の際にもレセプションに申請をする必要があります。
2.基本情報を伝える
離脱者の氏名、部屋番号や緊急連絡先なども伝えるようにします。
3.離脱中のホテルや移動手段
離脱中、どこのホテルに泊まるか、また合流する寄港地までの移動手段などを伝えます。
このように離脱をするにしても、ある程度計画的に行う必要があります。
ピースボート側も参加者が離脱中に何か起きたら責任問題になります。
もちろん離脱中の事故については自己責任になるのですが、それでもしっかりとピースボートに参加している以上は申請をするようにしましょう。
ピースボートを離脱するときの注意点
ピースボートを離脱して戻ってくるときの注意点があります。
それは、
- 離脱中の船代は戻ってこない
- 離脱中にかかる費用は自分負担
- 合流に送れても待ってくれない
それぞれ詳しく解説します。
離脱中の船代は戻ってこない
離脱中、船は利用しませんが、利用しなかった分の船代は返ってきません。
そのため、使わない費用を計算し、どのくらいの離脱なら許容できるか?は自分のなかで決めておいたほうがいいかもしれません。
離脱中にかかる費用は自分負担
離脱中にかかる交通費や食事、宿泊費はすべて自分負担になります。
そのため、どこでどのように離脱して、どこでピースボートに戻ってくるのか、その間の旅費はどれくらいかかるのか?といったことをあらかじめ計算しておく必要があるでしょう。
もし費用がなくなっていまっても、ピースボートは助けてくれません。
どんな計画をしていくのかをしっかりと考えておいたほうがのちのちのドラブルが防げます。
合流に送れても待ってくれない
離脱後に、再度ピースボートに戻るとき合流したい寄港地に自分たちで向かいます。
その際に、万が一遅れてしまっても船は待ってくれません。
もし乗り遅れてしまったら、自分で帰るか次の寄港地に自力で向かう必要があります。
トラブルの対応なども自分で対応しないといけないので、離脱をするにしても計画的に行うようにしてくださいね。
その他にも想像がつかないトラブルが発生することもあるかもしれないので、すでにピースボートに乗ったことがある人から話を聞くことはとても重要です。
ピースボート説明会では、すでに乗船した先輩たちとの交流が持てるので、いろんな情報を得るには最適な機会です。
まずは資料請求することから始めてみてくださいね。
まとめ
ピースボートは帰りたいときには途中で帰ることはできます。
その際にはいくつか注意点があるので注意しましょう。
またそれ以外にも離脱といって、寄港地で一度離脱をして自分で観光をした後、別の寄港地でピースボートに合流することも可能です。
ただその際にも手続きはありますし、トラブルは自己責任になるので注意してください。
そのほかにも船での生活について不安なことがあると思います。
乗ってから後悔しないようにピースボートでよくある勘違いについても事前に知っておいたほうがいいですね。
ピースボートに乗って後悔してしまうポイントについてこちらにまとめています。