スニーカーは履きやすいのでほぼ毎日履いているという人も多いでしょう。
しかし毎日履いていると臭いがつきますよね。そしてなかなかにくさい。
スニーカーの臭い取りには、家庭によくある「ワイドハイター」が効果的です。
しかし、しっかり乾燥をさせないとせっかく洗ったのに臭いが落ち切らないということがあります。
この記事ではスニーカーの臭いをとる方法をいくつかご紹介します。
スニーカーの臭いをワイドハイターで取る方法
消臭抗菌のワイドハイター。
靴の足が触れる部分にワイドハイター原液を染み込ませ、放置。
その後靴用ブラシ、もしくは歯ブラシなどでこすり、水で洗い流します。
その後に洗濯用洗剤をつけて靴用ブラシなどでまたこすり洗い、水で洗い流します。
このとき、ワイドハイターを50℃くらいのお湯に溶かしたものにつけるのも効果的です。
ただし素材によってはお湯がNGの場合もあるので素材には気を付けましょう。
洗った後にしっかり乾燥させることも重要なので、天気がいいときに洗うことをおすすめします。
スニーカーの素材によってはワイドハイターで洗うと傷むことがあります。
高かったスニーカーは特に注意が必要なので、大切なスニーカーなら靴専門のクリーニングに出したほうが安心かもしれません。
その他の靴の臭いを取る方法
天日干し
天日干しをすることで、雑菌が好む湿気を排除することで雑菌の増殖を防ぎ、防臭になるというわけです。
特にインソールには雑菌が多いので、インソールを取り外しできるなら、インソールだけでもこまめに洗うようにしましょう。
また天気がいい日はこまめに天日干ししておくことをおすすめします。
10円玉
10円玉は銅でできていて、銅には殺菌効果と雑菌を分解する効果があります。
そのため靴の中に入れておけば、臭いのもととなる雑菌を分解してくれ、増殖を抑えてくれるのです。
しかし、その効果はほんのわずか。確実にスニーカーの臭いを消したいならほかの方法を試したほうがよさそうです。
消臭スプレー
消臭スプレーはすぐに消臭をしてくれますが、スプレーは水分なのでそのままにしておくと逆効果の場合があります。そのため消臭スプレーをした後は、乾かしておくことをおすすめします。
しかし、すでに雑菌が染みついているスニーカーであれば、一時的に消臭されるとしてもまたすぐに臭いが発生します。
消臭スプレーは、履き始めた段階から使用することをおすすめします。
重曹
重曹は汗に含まれる皮脂を分解してくれ雑菌のエサをなくすことで、雑菌の増殖を抑えてくれます。
酵素系漂白剤で浸けおき
オキシクリーンなどの酵素系漂白剤に浸けおきしてから洗うというのも効果的です。
バケツに水とオキシクリーンを入れ、しばらくスニーカーを浸けておいてから洗うことでしみ込んだ汗や皮脂を分解してくれます。
ただし、スニーカーによってはオキシクリーンがNGの素材もあるので、大丈夫な素材かは確認してから使いましょう。
またオキシクリーンはかなり強力な洗剤なのでゴム手袋をして使用するようにしましょう。
スニーカーの臭いに熱湯は効果あり?
スニーカーの臭いは菌が原因ではあるので、菌が死滅する熱湯をかければ効果があるのでは?と思うでしょう。
確かに熱湯をかけると、ある程度臭いがとれます。
しかし、洋服にも洗濯時の水の温度は40度までという上限があるので、スニーカーも熱湯で洗うと傷んだりする可能性があります。
ほとんど布製のスニーカーであれば、あまり問題ないかもしれませんが、熱湯に弱い素材を使っている場合はやめておいたほうがいいかもしれません。
ですので、上記の方法を試してみても臭いが取れない場合は、臭いが染みついてしまっているので、スニーカーを買い替えたほうがいいかもしれませんね。
スニーカーの天日干しは臭いとりに効果ないの?
スニーカーの中には汗や雑菌がいっぱい!それが原因で臭いが発生します。
太陽の紫外線は殺菌作用があり、雑菌の大好物の湿気も飛ばしてくれるので、天日干しすれば臭いがとれると思うでしょう。
たしかに臭いのもとである雑菌がいなくなれば臭いは取れますが、スニーカーの奥底に雑菌が染みついてしまっている場合、天日干しだけでは臭いを取ることは難しくなります。
足を洗うことも大事
せっかく靴の中がきれいになっても足が汚いとまた雑菌が増殖し、再び臭う原因になります。
足の指まで隅々あらい、足指の股を消毒液で拭いたりと清潔に保ちましょう。
また靴下にも臭いが染みついている、ということもあります。
靴下もしっかり除菌しておきましょう。
いろいろやっても臭いがとれない…
洗ったり消臭スプレーしたり、インソールを取り換えても臭いが取れない、という場合は、もう時すでに遅し。
スニーカーを買い替えることを検討しましょう。
スニーカー生地の奥の奥まで臭いが入り込み取れなくなっているかもしれません。
とってもお気に入りのスニーカーだから捨てるに捨てられない!という場合もあるかもしれませんが、友人知人の家に行ったときに玄関にスニーカーの臭いが十万するのはかなり気まずいのではないでしょうか。
そうならないためにもこまめにスニーカーを洗ったり、天日干しを行うようにしましょう。
そして足を清潔に保つことも大切です。
また同じスニーカーを履き続けるというのも原因の一つです。同じスニーカーばかりはかず、ほかのスニーカーと交互にはくことで、湿気がこもりにくくなり生地も傷みにくくなります。
スニーカーの臭いが取れなくて捨てる、ということにならないよう日頃からケアをしていきましょう!
まとめ
まずはご紹介した臭いの取り方を試してみましょう。それでも臭いが残っている場合は、もう臭いは取れない可能性が高いです。
残念ですが、新しいスニーカーを購入しましょう。そして次は臭いがつかないように、毎日履かない、定期的に洗うことを心がけましょう。