ピースボートは比較的安く世界一周ができる船旅というイメージもあるのではないでしょうか。
実際、船旅で世界一周すJTBのチャータークルーズは最低でも188万円しますが、ピースボートではそれよりも安い金額で乗船することもできます。
さらにボランティアをすることで、割引価格での乗船も可能です。
とはいえ、船賃のほかにもビザやチップ、有料ツアーなどを利用するとそれなりの費用がかかります。
ここではそんなピースボートの料金事情について解説をしていきます。
ピースボートの値段はいくら?
ピースボートの費用は部屋タイプによって料金が異なります。
早めに申し込むと割引がある部屋もあります。
部屋タイプ | ピースボート |
バルコニースイート | 720万円 |
ジュニアスイート | 580万円 |
スタンダードバルコニーⅠ | 350万円 |
スタンダードバルコニーⅡ | 330万円 |
アウトサイドⅠ | 258万円 |
アウトサイドⅡ | 248万円 |
エコノミー | 228万円 |
バジェット
ピースボートの部屋の中でも最も安いのがバジェットです。
こちらは4人での相部屋となっており、ベッドの場所は指定されていません。
こちらで世界一周で180万円~の料金となっています。
安く旅行ができるのはもちろん良いですし、相部屋がきっかけで友達もできるかもしれませんね。
しかしその分、プライバシーの確保ができないため、ストレスを感じることもあるかもしれません。
エコノミー
個室となるとエコノミーが存在します。
こちらは窓側などによって値段が変わりますが280万円ほどになります。
バジェットよりも100万円高いという感じですね。
ビジネスホテルの一室という感じでプライバシーが守られながら寛ぐことができます。
スタンダードバルコニー
バルコニーが設置されたこちらの部屋は開放的な景色が楽しめる他、いち早く次の寄港地を眺めることも可能です。
こちらの料金は350万円ほどとなっています。
スイート
スイートとなると54平米ほどの広さでバスやバーなどまで完備されています。
ピースボートであっても豪華に船旅を楽しみたいという方におすすめです。
そしてこちらのお値段はなんと500万を超えて、最高級クラスとなると700万円にもなります。
このようにピースボートでは部屋料金はそれぞれの部屋によって違います。
流石にスイートなどは庶民には手が届きませんが、自分に合った部屋で船旅を楽しむようにしてくださいね。
船内のお酒の料金はいくら?
船旅ではお酒を飲むのも楽しいですよね。
そんな船内でのお酒の料金はいくらなのでしょうか?
結論から言えば、チューハイで300円ほど。
そしてピースボート内のバーや居酒屋で400円から500円ほどになっています。
まずピースボート内にバーや居酒屋があるのがびっくりですね。
またお値段もこのような場所にしては結構良心的です。
ただ中には乗客は現地でお酒を買ってそれを船内に持ち込んで飲んでいることも多いようです。
しかし実はこれはルール違反になります。
まあ持ち込んでお酒を飲んでいるからといって船を降ろされるということはないですが、もしお酒を持ち込む場合にはこっそりと持ち込み部屋で飲むようにしてくださいね。
食事の料金はいくら?
ピースボートですが旅費の中に食費も含まれているので、船内の3食は無料で食べることができます。
ただそれ以外にもバーやラウンジ、居酒屋もあり、これらは別途で費用がかかります。
基本的にそれらの料金は普通のお店よりも少し安いぐらいで、決してぼったくり価格ではありません。
なのでこれらのお店で食事を楽しむ人も多いです。
お酒をよく飲む人なら飲食代も考えておいたほうがいいかもしれませんね。
船賃・食費以外にかかる費用
船賃や食事などの基本料金以外にもお金がかかるものがあるので、その分も事前に計算に入れておく必要があります。
- チップ合計 176,400円
- ポートチャージ合計 83,160円
- ビザ取得代金合計 18,500円
- 国際観光旅客税 1,000円
その他にも乗船場所への交通費、オプショナルツアーに参加するならその代金、海外旅行保険や現地で使うお金などです。
それらの諸費用はいろいろと合わせるとざっくり50万くらいは必要そうですね。
ちなみに諸費用はピースボートのボランティアでは割引対象外となります。
ピースボートに安く乗る方法
ボランティアとして働く
ピースボートですがボランティアをすることで、値段を安くすることが可能です。
わかりやすいのがポスター貼りです。
居酒屋のトイレなどでピースボートのポスターを見たことがある人は多いと思います。
こちらポスターを3枚貼ると1000円の割引を受けることができます。
なのでポスターを3000枚貼ることによって100万円の割引を受けることができます。
中にはこのポスター貼りによって基本料金を限りなくゼロにして乗船する人もいるようです。
通訳スタッフとして参加する
ピースボートですが様々な国籍の人が相乗りを行います。
ですので通訳スタッフが必要になります。
そしてこちらですが通訳スタッフとして乗船をすることで、100万円ほどの割引をすることができます。
国際交流もすることができますし、自分の通訳力を高める良い機会でもありますので人気となっています。
カルチャースクール講師として参加する
ピースボート内では様々な催し物も随時開催されています。
その際のカルチャースクール講師も請け負うことで100万円の割引が効きます。
このようにピースボートですが安いと言っても値段はやはりそれなりにかかります。
しかし、工夫によってその値段も下げることが可能ですので、自分でできることを見つけるのも面白いですよ。
どのような条件になっているのかはピースボートの資料請求や説明会に参加して確認してみてくださいね。
資料請求や説明会は無料です。
まとめ
ピースボートの値段ですが部屋によってかなり違います。
またボランティアの仕事をすることによって、割引をすることもできます。
船内では食事を取ったり、お酒を飲むこともできますが、それらの料金は良心的です。
ぜひ興味があったらピースボートに乗ってみてくださいね。