牛乳ってスーパーでは冷蔵コーナーにおいてあるので、常温で置いておくのはまずいものだというイメージがあると思います。
でもうっかり冷蔵庫に入れ忘れてそのまま常温放置してしまった!なんてことありませんか?
冬場の寒い時期なら、2~3時間は常温で保存しても問題ない可能性が高いです。
ただし、だからといって100%安心とは言い切れませんし、ましてや夏場の暑い部屋に半日~一晩放置していたらあやしいです。
もし半日~一晩放置してしまった場合は、牛乳が傷んでいるかをチェックしてから飲むようにしましょう。
そこで今回は、牛乳は常温でなら何時間保存しても良いのか、常温保存しても良い時間を詳しくご紹介します。
牛乳を常温で半日~一晩放置してしまった
牛乳を一晩、常温で保存してしまったのでしたら、やっぱりまずは牛乳が傷んでいないか、見た目とニオイと味で慎重に確かめることですね。
そして牛乳の状態に異変が全くなく、味もおかしくないのでしたら、飲んでも大丈夫な場合があります。
でも念のため常温で放置してしまった牛乳は、そのままより鍋で温めて、ホットミルクにしてから飲むと良いですよ!
特に開封済みの牛乳を一晩、常温で保存した際は、牛乳に雑菌が侵入している可能性も考えられます。
安心して食中毒の危険もなく、牛乳を飲むためにも、加熱して飲むと良いでしょう。
でも一晩常温で保存してしまった牛乳を加熱した際に、加熱し過ぎていないのに分離したり、異臭がするようならば絶対に飲まないこと!
加熱した時に分離や異臭がする牛乳は、傷んでいることになるので、くれぐれも飲まずに捨てておきましょうね。
あなたもぜひ、牛乳は常温保存せずに、きちんと冷蔵庫に入れて保存していきましょう!
牛乳の常温放置は何時間?
牛乳は冬の気温が低い室内であっても、常温保存するのはNGですよ!
牛乳は必ず10℃以下の温度環境で保存しなければいけないものなんです。
そのため、たとえ気温が低くなる冬場でも、常温保存するのは危険といえるでしょう。
また、牛乳を1~2時間、常温で保存してしまった場合は、牛乳の状態をよーく見て、飲むかどうか判断した方が良いですね。
特に開封済みの牛乳ならば、余計に常温で置いておいてしまうと、傷んでしまう可能性が高くなります。
開封後でも未開封でも、何時間までなら常温で保存してOK!という明確な決まりがありません。
そのため、常温保存していた牛乳は、飲む前に傷んだ状態になっていないか、しっかりとチェックすべきでしょう。
では牛乳って、常温保存してしまい傷むと、どんな状態になるのかをご説明しますね。
白いかたまりが出来ている
特に開封後で常温放置した牛乳に関しては、傷むと成分が分離してしまい、白いかたまりができてしまいます。
要するに牛乳がヨーグルトのような状態になることをイメージすると分かりやすいですね。
分離している牛乳はもう完全に飲むことができないので、残念ですが処分してしまいましょう。
酸っぱいニオイがする
飲むヨーグルトでもないのに、牛乳から酸っぱいニオイがする場合も、絶対に飲んではいけません。
酸っぱいニオイがするということは、牛乳が常温保存によって傷み、腐敗してしまった証拠…。
飲むと非常に危険なので、ニオイが少しでもおかしいと感じたら、飲まずに捨てるべきですよ。
少し飲んだ時に酸味や苦味を感じる
見た目やニオイに異変は別段ないけれど、少し牛乳を飲んだ時に、酸味や苦味を感じる場合も、傷んでいるためそれ以上飲まないこと。
出来れば、口に含んだ時に変な味を感じたら、すぐに吐き出してしまう方が安全ですね。
飲み込んでしまうと食中毒にかかり、下痢や腹痛やおう吐などの症状が出ることもあるので、十分に注意しましょう。
以上が傷んでしまった牛乳の判断方法なので、これらの状態が確認できる牛乳は、ほんの数時間、常温で保存しただけでも、全部処分すべきですよ!
私も以前、傷んでしまった牛乳を飲んだことがあるんですが、本当に酸っぱい味がして、かなりまずかったです…。
あなたもまずい牛乳を飲まないためにも、ぜひ牛乳は開封済みでも未開封でも、常温で保存はしないよう気をつけましょうね。
牛乳を夏場に常温放置は何時間まで?
牛乳を夏場に常温で保存してしまったのでしたら、やっぱりその牛乳は保存時間が何時間であったとしても、極力は飲まない方が無難です。
もちろん、先ほど紹介したように、傷んだ状態に牛乳になっていないようなら、飲めないこともないですが、やっぱり美味しく飲むことは出来ません。
確かに常温の牛乳って、あんまり美味しくないですよね。
夏場は特に牛乳など要冷蔵の生鮮飲料は傷みやすいので、1時間だけ放置した場合でも、ちゃんと牛乳の状態を確認してから、飲むかどうか判断しましょう。
10分とか15分くらいなら、夏場に牛乳を常温で放置したとしても、問題なく飲めるケースも多いですが、やっぱり牛乳を美味しく、そして安全に飲むために冷蔵保存すべき。
牛乳は常温保存することって、基本的にNGだということをしっかりと頭に入れておきましょう。
それでも常温保存してしまった牛乳を飲みたい場合は、傷んでいる状態でないか、見た目やニオイや味でチェックをすべきですね。
あくまでも常温保存した牛乳を飲むのは、自己責任でもあるので、食中毒にかかって後悔しないためにも、牛乳の鮮度を確かめると安心ですよ!
まとめ
牛乳は基本的には何時間であっても、常温保存するのは危険!
冬場でも冷蔵保存が必須だし、特に夏場や開封後の牛乳は、より傷みやすくなるので、常温保存はしないでおきましょう。
でも牛乳の成分が分離していたり、異臭がしたり、酸味や苦味を感じる、などの状態がなければ、飲める場合もありますが、あくまでも自己責任で。
一晩常温保存してしまった牛乳も傷んでいる可能性が高いので、状態をしっかりチェックしたうえで、加熱して飲むか処分するか決めていきましょう!