賞味期限切れの牛乳は未開封1か月は飲める？加熱すれば使える？ほかの使い道はあるの？飲んでしまったらどうなる？

朝食と一緒に、シリアルにかけてと食卓に身近な牛乳。つねに一本保存している家庭も多いのではないでしょうか。

しかしうっかりそのままにしてしまって賞味期限が切れてしまった！ということもあると思います。その場合は飲めるのでしょうか？

未開封で賞味期限が１～３日ほど過ぎている場合は、飲める可能性はあります。ただし開封したらなるべく早く飲んでしまうようにしましょう。

そして未開封でも1ヶ月たった牛乳は飲まないほうがいいでしょう。

腐っている可能性が高く、加熱しても飲むことはできません。もちろん料理にも使うことはできないので捨てるしかないでしょう。

賞味期限切れの牛乳は未開封1ヶ月は飲めない

まず「賞味期限」と「消費期限」があり、「賞味期限」はおいしく飲める期限のことを指します。

「消費期限」は期限をすぎると食品が傷みはじめていることがあり、体調に影響をきたす可能性が高いので、捨ててしまったほうがいいでしょう。

牛乳に記載されているのは賞味期限なので、その期限を１日2日くらい過ぎただけであれば多少味が落ちているかもしれませんが、飲むことは可能です。

しかし開封したら早めに飲み切ってしまいましょう。

では未開封1ヶ月は飲めるのかというと、さすがに傷んでいる可能性が高いです。

牛乳パックが膨らんでいたら、それは内部でガスが発生しているので捨てたほうがいいでしょう。見た目も分離したり、ブツブツができている、臭いがあるなどあったら捨てるようにしましょう。

未開封で1日2日、1週間、20日では？

では賞味期限からいつまで経過したら飲めなくなるのでしょうか？牛乳の加工方法によって異なるのですが、これは一般的な市販の牛乳を冷蔵庫で保存していることを前提とします。

１～2日

賞味期限が１～2日ほど過ぎた程度であれば、問題はないでしょう。少し味は落ちているかもしれませんが飲むことはできるでしょう。ただし開封すると劣化がはじまり「賞味期限」は関係なくなりますので、すぐに飲み切るようにしましょう。

1週間

賞味期限から1週間が経過していると、傷んでいる可能性がでてきます。開封してみて、腐った臭いを感じたり、少し飲んでみて味がおかしいなどがあったら飲むのをやめましょう。

20日

賞味期限から週間経過で傷んでいる可能性があるので、20日はより傷んでいる可能性が高いでしょう。牛乳パックが膨らんでいる、臭いがおかしいなどを感じたら捨てるようにしましょう。

牛乳はくさってくるとと、見た目が分離したり、ブツブツができる、臭いがいつもと違う、酸味や苦みがでるといった変化があります。これらの状態を確認してみましょう。

賞味期限切れの牛乳のほかの使い方は？

賞味期限が切れたからと言って捨ててしまうのももったいない気がしますね。

賞味期限が切れていても味に変化がない状態であれば、お料理に使ってもいいでしょう。それは気になるという方は以下の使い道を試してみてくださいね。

牛乳風呂

牛乳には肌にいい成分が含まれています。牛乳の量は500ml～1Lくらいがいいでしょう。多少臭いもあるので、気になる方は少ない量から始めてみましょう。

ただし、お風呂のお湯が口に入る場合があるので、賞味期限切れ1週間以内の牛乳にしたほうが安心です。

観葉植物のお手入れ

ティッシュペーパーなどに牛乳を含ませて観葉植物の葉っぱをふくと艶が出てきます。これは牛乳の脂肪分の効果です。水で薄めた牛乳をスプレーでふきかけることでも害虫駆除の効果があります。

ただし大量にふきかけると観葉植物の成長に影響するので適量にしましょう。

トイレの掃除

トイレ洗剤のかわりに牛乳を利用しましょう。古くなった牛乳はアンモニア成分がでるので、それが汚れ落としに効果があります。

床のワックスがけ

水で薄めた牛乳でフローリングをふくと艶がでてワックスの代わりになります。

賞味期限切れの牛乳を飲んでしまったら

賞味期限を確認せずうっかり賞味期限切れの牛乳を飲んでしまった！というとき、慌てずにまずは体調を確認しましょう。

飲んでしばらくしてなんの症状も出ないのであれば問題ありません。

もし体調が悪くなってきた場合は、病院に行ってみてくださいね。

まとめ

捨ててしまうのはもったいないのでやはり賞味期限前に飲み切ってしまうことが大切です。

しかし、賞味期限が切れてしまった場合は、多少過ぎただけであれば飲んでも問題ありませんが、牛乳がいつもとおかしい場合は迷わず捨ててくださいね。