生後9〜10ヶ月になってくると離乳食も2回食から3回食へと変わる時期になってきますよね。
3回食になるとハードルが上がり難しいと感じるお母さんも多いようです。
時間や間隔、メニューはどうすればよいのでしょうか。
結論からいうと、離乳食3回食はリズム作りが難しい・3回分の用意が大変・食べるタイミングが合わないなど難しく感じる理由がいくつかあるようです。
3回食は朝昼夕の3回、食事と食事の間隔は3〜4時間くらい空けるなど、なるべくリズムを一定にしてあげましょう。
毎日3回分作るのは大変なので、大人と一緒なメニューの味付けを変えたり、作り置きを冷凍保存したり、ベビーフードを利用するのもおすすめです。
ここでは、 離乳食3会回食は難しいのか、時間や間隔、メニューについて解説していきます。
離乳食3回食が難しい理由
離乳食3回食が難しい主な理由は3つあるようです。
- 3回食のリズムが難しい
- 離乳食を3回作るのがしんどい
- 離乳食を作っている間に子供が寝てしまう
3回食をスタートさせるのは生後約9ヶ月ごろからが目安となっています。
あくまでも目安で、赤ちゃんの食欲や2回食の進行具合などの個人差もあるので、無理のないように進めるのが大切です。
3回食になると食べる食材や量がぐっと増えて、毎日3回食用意するのは大変で すよね。
好き嫌いや偏食があるお子さんの場合はもっと大変です。
面倒に思える時もあったり、3回食分用意するのが難しくなってしまう場合もあるようです。
そんなときは無理せず市販の離乳食などを利用しましょう。
宅配で定期便がある離乳食もあるので、毎回買いに行く手間もなく栄養満点の離乳食をすぐに与えることができます。
共働きで忙しい家庭なら負担がグッと減りますよ。
離乳食3回食の時間の間隔は?
3回食のリズムが難しいと悩んでいるお母さんもいると思います。
2回食の時にでき上がった生活リズムをなるべく崩さないように、朝昼夕で3回食のスケジュールを立てると良いでしょう。
なるべく夜が遅くなりすぎないように夜は18時までを目安にしてみましょう。
食事と食事の間は3〜4時間ほどあけるなど、リズムを一定にしてあげるのが理想です。
しかし、お昼寝のタイミングや食べるペースは日によって様々だと思います。必ずこの時間に食べさせないといけないと思わず、その日の昼寝の時間に応じて対応していきましょう。
1回目の離乳食を済ませたあと、午前中に昼寝が始まった場合は午後2時ごろまでに起こして、2回目の離乳食タイムにしてみましょう。
そうすると午後5〜6時頃には3回目の離乳食ができます。
夕方寝てしまった場合は、大人が食べる時間に一緒に食べてもいいと思います。
その場合は消化の負担にならないよう、少量の離乳食にしてみましょう。離乳食は噛む練習も目的としているので、たとえ少量しか食べなかった場合や、途中で寝てしまった場合も、少しでも口を動かして噛む練習ができていれば大丈夫です。
予定通りにいかない日の方が多いので、上手く乗り切るコツを見つけていきましょう。
離乳食3回食のメニューは?
離乳食を3回分用意するはなかなか難しいですよね。
離乳食のことを考えると気分が下がってしまうこともあると思います。
生後9ヶ月の赤ちゃんの必要とする栄養は、離乳食とミルク半々の割合になっています。なので栄養の半分はミルクや母乳で摂るということです。
赤ちゃんの食べたり寝たりするタイミングが合わない場合や、離乳食作りが間に合わない場合など無理して作る必要はありません。1日くらい2回食になっても問題ないので大丈夫です。
毎日3回食分作るのは大変なので、余裕がある時にまとめて作り置きをして、冷蔵・冷凍保存しておきましょう。
大人の食事と一緒に下準備まで行い、味付けだけ変えたり、下ごしらえの少ないメニューを選ぶのも良いでしょう。
1食分や1品分をベビーフードに置き換えるのもおすすめです。
まとめ
離乳食は赤ちゃんの成長の上で大事なことですが、予定通りに離乳食が進まないと落ち込んでしまったり、お母さんの負担も大きいですよね。
必ずしも毎日3回食べさせないといけないわけではないので、その日の赤ちゃんの様子に合わせて離乳食を進めてみましょう。
最近はベビーフードの種類も豊富なので上手く活用して、無理なく離乳食期を乗り越えていきましょう。