音楽を聴きながら寝落ちしてしまったり、リラックスする音楽で入眠をスムーズにするために寝ながらイヤホンをしている人もいるでしょう。
しかし、寝ながらイヤホンをすると、外耳炎や難聴にある危険性があり、最悪の場合死に至る可能性もあるんです。
とはいえ、寝る時に音楽を聴かないと眠れない、という人は寝る時専用のイヤホン「寝ホン」を使うようにしましょう。
ここではは寝ねがらイヤホンで起こる危険性や寝る時専用のイヤホン「寝ホン」について解説します。
寝る時はイヤホンは危ない!
寝ながらイヤホンは「外耳炎」や「難聴」といった危険があります。
そして最悪の場合、感電して死に至ることもあります。
外耳炎の危険性
寝ながらイヤホンをつけると、耳を下にしたときにイヤホンがが耳を傷つけたり、傷口からバイキンが入り込み悪化するといった可能性があります。
耳は頭に近い部分なので、毎日お風呂に入るときに頭を洗うときに傷口に触れてしまったりして、なかなか治りにくいこともあります。
そして耳は脳にも近いので、放っておくと死に至る危険性もはらんでいます。
難聴の危険性
音楽をかけて寝ながらイヤホンをしていると、寝ている間ずっと音を聞いていることになります。
長時間音を聞いていると、音を脳に伝える有毛細胞が破壊されてしまいます。
この有毛細胞は再生することができないので、いったん壊されてしまうと音を取り戻すのは難しいです。
感電の危険性
2018円12月にイヤホンをしながら寝た少年が感電による死亡事故につながったことがありました。
この原因としては、スマホを充電しながらイヤホンを付けていたため、イヤホンから感電したとみられています。
充電しているスマホには高い電圧が流れており、イヤホンやケーブルの破損などをきっかけに人に電流が流れてしまうこともあります。
寝る時にイヤホンのメリット デメリット
寝る時のイヤホンは、メリットもデメリットもありますので順番にご紹介していきます。
寝る時のイヤホンのメリット
クラシックやヒーリングミュージックはリラックス効果があり、気分転換にもなります。
何か嫌なことがあった時も音楽に集中することができます。
周りからの刺激も受けにくいので自分の世界に入れます。
眠れないと思っていても音楽が自然と眠りに誘ってくれるでしょう。
寝る時のイヤホンのデメリット
イヤホンをして寝ている人の中で、イヤホン頭痛になる人が少なからずいるようです。
片頭痛持ちの人にはイヤホンはおすすめできません。
血行が悪くなると、めまいや耳鳴りが起きてしまいます。
大音量で音楽を聴くと難聴になる危険性もあります。
長時間つけてしまうことで耳の中にカビができてしまったということも起きていますので怖いですね。
寝ながらイヤホンには寝ホンがおすすめ
日常で使うイヤホンは寝ながらつけると耳が痛くなったり、眠りを妨げてしまいます。
ですので、寝る時に邪魔にならない寝ホンがおすすめです。
寝ホンにもさまざまなタイプがありますが、以下のポイントをチェックして選んでみましょう。
カナル型にする
カナル型は耳栓タイプ。インナーイヤー型はは耳に掛けるタイプです。
耳にかけるタイプだと寝返りを打ったりすると外れることがあるため、カナル型がおすすめです。
ワイヤレスにする
寝ホンには有線タイプとワイヤレスのものがありますが、寝返りを打ったりするので、線が身体に絡んだりしないワイヤレスがおすすめ。
ただし、ワイヤレスは充電しなければならないので日々の充電は必須です。
ハウジングが小さいものにする
イヤホンの周囲を守っている部分をハウジングといいますが、ハウジングは通常よりも少し小さいものがおすすめです。
寝返りを打って耳が下になったときにハウジングが小さいと耳への負担が軽減できます。
ただし、耳のなかにすっぽり入ってしまう危険性があるサイズはやめましょう。
おすすめの寝ホン3選
寝ホンをしても注意すること
寝ホンをすれば寝ながらイヤホンをしても大丈夫、というわけではありません。
寝ホンをしたとしても以下の事には注意しましょう。
音量は小さくする
音量は小さくして聞きましょう。
高い音量は耳に負担をかけてしまいます。
タイマー設定をする
長時間音を聞くことは、音を伝える有毛細胞の破壊につながります。
有毛細胞は再生できないので、一度破壊されると二度と音を伝えることはできません。
そのため寝ている間中音を出しっぱなしではなく、タイマー設定をして寝ている間に音が止むようにしましょう。
高い音は避ける
高い音も耳に大きな負担となります。
寝るためにリラックスしたいのであれば高音よりも低音のほうがリラックスできますよ。
まとめ
寝る時のイヤホンは一概にはだめとはいいきれません。
長時間耳につけるということは、体にも負担をかけてしまう危険性があるかもしれないということを覚えておいてください。
クラシックやヒーリングミュージックはリラックス効果があります。
大音量でではなく小音量で脳に刺激がないように聴きましょう。
どうしても寝る時にイヤホンが良いという人は、柔らかいピースのものを選んでみてはいかがでしょうか。