トマトは独特の酸味と甘さかつ栄養も満点であり、大好きという人も多いでしょう。
また家庭菜園の定番でもあるため、家でトマトを育てているという人もいると思います。
しかし、トマトを家で育てていると思ったように赤くならないということがあります。
トマトといえば真っ赤な実であるのに、赤くならないとなんだか不安になりますよね。
トマトが赤くならない場合、何か理由があるのでしょうか?
ここではトマトが赤くならない理由や赤くなる条件について解説をしていきます!
トマトが赤くなる条件
トマトが赤くならない場合、原因としてはトマトが赤くなる条件を満たしていないからだといえます。
当たり前のことかもしれませんが、この考え方は非常に大切です。
トマトは本来赤くなるのですが、どうしてトマトは赤くなるのでしょうか?
この条件がわからないと、トマトが赤くならない原因もわからないですよね。
トマトが赤くなる条件としては以下の二つが挙げられます。
トマトが適切な環境下にある
トマトの栽培環境が適切でないと、トマトが赤くなるためのエネルギーを生み出すことができません。
トマトの栽培に適切な環境下としてはしっかり土に栄養がある、水の量が適切である、日光に当たっているなど基本的なことです。
トマトが赤くならない場合には今一度、飼育環境を見直すようにしてみましょう。
積算温度が足りていない
トマトが赤くなるのに最も必要なのは積算温度です。
積算温度とは一定期間の温度を足した数になります。
トマトの場合はトマトが花が咲いてからの期間になります。
トマトの場合、この積算温度が1100℃から1200℃になったらトマトが赤くなります。
積算温度がこのぐらいになるには1日の平均気温が20℃の場合は、55日ほど必要になります。
もちろん気候や環境の条件によって異なりますが、トマトを栽培するにあたって、温度管理も非常に重要になります。
ぜひしっかりトマトが赤くなる環境を確認して、自分の栽培環境を見直してみてくださいね。
トマトを赤くするには?
ではそんなトマトを赤くするにはどうすればいいのでしょうか?
続いてトマトを赤くする方法について解説をしていきます。
水をしっかり与える
基本的なことですが、トマトの栽培では水が非常に重要になります。
トマトを育てる場合、朝と夕でしっかりトマトに水をあげるようにします。
水の量としては晴れの日の場合は、土に水が浮くぐらいしっかり水をあげてOKです。
土に肥料をあげる
トマトを育てる土に栄養がない場合には、トマトが赤くなることができません。
土に肥料を混ぜたり、化学肥料を追加することで、土からトマトに栄養を行き渡らせるようにしましょう。
また肥料以外にも、トマトなどの果実に色を与える着色促進剤という化学肥料もあります。
ぜひそれらを活用してみてください。
日光に当てる
トマトを育てる場合、日光によく当たる場所を選ぶようにしましょう。
また葉っぱが邪魔でしっかりトマトに日光が当たらない場合は、葉っぱを剪定する葉かきをすることで日光を当てるようにすることができます。
日光に当てることで光合成を促進させるだけでなく、積算温度も上がりやすいです。
じっくり待つ
トマトですが適切な環境下でも積算温度が条件下に達するまでは赤くなりません。
ですので、時にはゆっくり待つことも必要です。
トマトの成長を見ながら、ゆっくり色づくのを待ちましょう。
まとめ
トマトが赤くなるには栽培の環境や積算温度が関係しています。
なのでトマトが赤くならない場合それらを見直す必要があります。
水やりや土の環境など基本的なことではあるのですが、意外とおろそかにしてしまいがちです。基本的なことをしっかり行えばトマトは赤くなってくれます。
ぜひ美味しそうな赤いトマトを栽培して、食卓の彩に加えてくださいね!