少し前に、ヨギボーのCMで馬が気持ち良さそうに寝てしまうのが話題になりました。
馬の動きがあまりにも自然なので、「本当の馬がやっているのか?」「それともCGなのかな?」と疑問に思った人が多くいたようです。
驚くことにこのCMの馬は本物で、かなりギャラを支払ったんだとか。
ここではそんなヨギボーCMの馬について解説をしていきます!
ヨギボーCMの馬は本物?CG?
ヨギボーですが見るからに気持ち良さそうなクッションですよね。
そしてその気持ち良さは人間だけでなくなんと馬にも通用してしまいます。
2022年の夏頃から放送されているヨギボーのCMですが、なんと馬がヨギボーのクッションで気持ち良さそうに寝ています。
この馬ですが本物なのでしょうか?それともCGなのでしょうか?
結論から言えば、こちらは本物の馬です。
あの馬が気持ち良さそうに寝ている姿は人以上にインパクトがありますよね。
SNSでも話題になりましたし、CMとしては大成功と言えるでしょう。
馬の詳細について
しかしそうなるとあのヨギボーCMの馬について気になりますよね。
続いてあの馬の詳細について解説していきます。
まずあの馬ですが名前はアドマイヤジャパンという馬です。
2002年生まれの競走馬であり、2005年京成杯に勝利をしており、重賞レースにも勝ったことがある立派なサラブレットですね。
2002年生まれというのはあのディープインパクトと同じ年生まれになります。
ディープインパクトは言わずと知れた超名馬、近代競馬の結晶とも言われていますよね。
アドマイヤジャパンはディープインパクトこそいましたが、弥生賞、菊花賞ではディープインパクトに次いで2位という、世が世ならばクラシックタイトルホルダーにもなっていた馬です。
アドマイヤジャパンですが、残念ながら種牡馬としては成功を収めることはできませんでしたが、今は北海道のYogiboヴェルサイユリゾートファームにて引退馬としてのんびり余生を過ごしています。
競馬というのは日本でも人気のスポーツ、ギャンブルではありますが引退馬の問題というのは毎年話題になっています。
種牡馬として子孫を残さない、レースにも出ない引退馬を支援するというのは大変です。
お金もかかりますし、悪く言ってしまえば穀潰しとも捉えることができます。
ただそれでも馬を愛する人達や企業が協力をして引退馬の支援を行っており、馬がより良い余生を過ごせるように努力をしています。
アドマイヤジャパンがいるYogiboヴェルサイユリゾートファームもその1つですね。
こちらは元々ヴェルサイユリゾートファームとして名前で引退馬を支援する牧場として運営をしていました。
それが2021年ネーミングライツとして企業と協力をすることで、認知度のアップ、そして引退馬のより良い支援のためにYogiboヴェルサイユリゾートファームとして生まれ変わりました。
アドマイヤジャパンのCMが放送される前から引退馬支援としてヨギボーはスポンサー活動をしていたのですね。
Yogiboヴェルサイユリゾートファームではアドマイヤジャパン以外にもローズキングダムやスカーレットレディ、タニノギムレットなどそうそうたる名馬が暮らしています。
牧場内ではホテルやカフェがあり、広大な牧場を走り回る馬を見ながらくつろぐことができます。
また会員になることことで引退馬の支援も可能となっています。
あまり競馬や引退馬の実情を知らない人にとってはヨギボーのアドマイヤジャパンのCMは見事に興味を惹きつけるCMと言えるでしょう。
ヨギボーですがアドマイヤジャパン以外にもクッションと引退馬が戯れるCMを作っています。
どれも癒されるCMとなっているので、ぜひそちらも見てみるようにしてくださいね。
馬のギャラがすごい
そんなアドマイヤジャパンですがなんとヨギボーと広告出演契約を締結しました。
ヨギボーですが今までタレントやYouTuberと広告契約を結んでいたことはありますが、馬とは当然初めての契約になっています。
そしてその契約金、つまりギャラですが、ニンジン12年分にあたる1000万円だそうです。
引退馬として1000万円ものギャラを得ることができるのは異例ですし、何よりこのお金によって余生を無事に過ごせる馬も多くなります。
まさに企業と牧場がwin-winとなった契約ですね。
ぜひこのヨギボーの広告出演契約が新たな引退馬を支援する形となって定着し、一頭でも多くの競走馬が長く余生を過ごせるようになってもらいたいですね。
まとめ
ヨギボーCMの馬は本物であり、馬の名前はアドマイヤジャパンです。
ヨギボーはYogiboヴェルサイユリゾートファームとスポンサー契約をしており、引退馬の支援を行っています。
その中でもアドマイヤジャパンが気持ち良さそうにヨギボーを使って寝ているCMは大きな話題となり、CMとしては大成功となりました。
アドマイヤジャパンにはギャラとして1000万円が支払われ、こちらはきっと引退馬の支援に使われるでしょう。
競走馬の引退後は大きな問題となっていますし、ヨギボーの効果で少しでも関心を持ってもらえると良いですね。