「iPhoneを探す」の位置情報をオンにしていると、iPhoneを失くした時にiPhoneを探すことができます。
ファミリー共有をしていると、親が子の位置情報を確認できるので、子供の行動を見守ることもでき、便利です。
しかし、人によっては自分がどこにいるかを知られたくないという方もいるのではないでしょうか。
つねに見られている感じがして嫌だという子供もいるでしょう。
位置情報は共有できるとは言え、子供が持っているiPhoneのほうで
- 電源をオフにする
- 機内モードにする
といったことを行うと位置情報は確認できなくなります。
またこれを防ぐ方法は今のところありません。
ですので、低学年ほどの子供であれば問題なさそうですが、思春期の子供の場合は、しっかりと話し合うことが大切ですね。
ここではiPhoneスクリーンタイムの位置情報をオフにさせない方法などを解説します。
スクリーンタイムの位置情報をオフにさせない方法
スクリーンタイムの位置情報をオフにさせない方法は今のところありません。
位置情報はiPhoneを持っている人が自分でオフにする操作ができてしまいます。
ファミリー共有をしていると、スクリーンタイムの位置情報をオンにしていたのをオフにすると通知がくるので、親はその通知で位置情報をオフにしたことが分かります。
その都度オフをオンにし直すということで解決できますが、
- スマホの電源をオフにする
- 機内モードにする
という方法をとると、位置情報がわからなくなります。
そのため、完全に位置情報をオフにさせないようにすることはできません。
スクリーンタイムで位置情報をオフに変更させない設定
子供が持っているスマホのほうで、上記の、
- スマホの電源をオフにする
- 機内モードにする
ということをされてしまうと、位置情報がわからなくなってしまいますが、それをしない前提で、位置情報を変更させないようにする設定はできます。
まず、お子さんのデバイスで、
設定 > スクリーンタイム > コンテンツとプライバシーの制限
を開き、
位置情報サービス > 変更を許可しない アカウント変更 > 許可しない
に設定したうえで、スクリーンタイム・パスコードを設定し、 設定内容をお子さんが変更できないようにしましょう。
位置情報がわかるアプリ
「間違えて位置情報をオフにしてしまった」「なぜか位置情報の共有ができない」という場合のために、位置情報を共有できるアプリを入れておきましょう。
『Life360-子供の見守り』
プライベートチャットグループが作れるので、チャット内で会話ができます。
『Zenly ゼンリー』※サービス終了予定
ゼンリーは中学生、高校生に流行している位置情報を共有できるアプリです。
こちらも子供がもつiPhoneのほうで位置情報共有をオフにしたり、ゼンリーの機能である「ゴーストモード」にすると位置情報がはっきりとわからなくなります。
その他の位置確認する方法
小学生であれば、「電話機能」「居場所(GPS)」を使いたいだけであれば、ドコモの「キッズケータイ」やSoftBankの「みまもりケータイ」でも十分です。
インターネットに接続することもないので、勝手に課金されることもありません。
また高齢者に持たせるのもいいかもしれませんね。
まとめ
親であればお子さんの帰りが遅くなるとどこにいるのか心配になりますよね。
位置情報はとても役立つ機能ではありますが、監視されている側からすると不快に感じることもあるかもしれません。
位置情報共有については家族でしっかり話し合いましょう。