本革はお手入れをすると革本来の味が出てきて長く使用することができます。しかし、手入れをせずに使用していると革がボロボロになってしまうことがあります。万が一ボロボロになった場合、補修はできるのか気になりますよね。なぜボロボロになるのか、ボロボロにならないよう対処法も知っておくと安心です。
結論からいうと、本革の補修は着色クリームや革用マニキュアで補修することができます。革は何年も乾燥した状態が続くと表面が乾いてきてボロボロになってしまいます。2ヶ月に1回は革用のオイルやクリームを使ってメンテナンスするのがおすすめです。
ここでは本革がボロボロになってしまった時補修はできるのか、ボロボロになる理由や対処法について解説していきます。
本革がボロボロの補修はなにがおすすめ?
革の種類はヌメ革・オイルレザー・起毛の3種類があります。まず補修したい革製品にどの革が使用されているか確認してみましょう。1番手軽に補修できるもので革専用の着色クリームや革用マニキュアがあります。ある程度の細かい傷はこの2つで補修することができます。市販されている種類や色も多いので手軽に購入でき、初心者でも扱いやすいです。使用されている革の種類によって補修の仕方は変わってくるので、どの補修方法が合うのか確認してから行いましょう。傷が深い場合や擦れがひどい場合は補修しても見た目があまり変わらないこともあるので、傷の状態によっては専門店で修理してもらいましょう。自分で補修する場合は、補修前には革の表面についた汚れを落とし、必ず革製品専用の製品を使うようにしましょう。
本革がボロボロになる理由
革は皮の種類や使用頻度によって、傷の付き方も変わってきます。細かい傷や経年劣化による色の変化は革の雰囲気を変えてくれて、味が出てきて良いと感じる方も多いと思います。しかし何年も保湿せずに乾燥させてしまうと、油分不足になり表面が乾いてきてカサカサになってしまいます。カサカサになるとその部分からひび割れてきてしまい、革の表面がボロボロになります。更に擦れたりして摩擦が加わるとより状態が悪化していきます。ボロボロにならないように定期的にお手入れしてみましょう。
本革がボロボロにならない対処法とは?
革がボロボロにならないために、1〜2ヶ月に1回メンテナンスをするのがおすすめです。革がカサカサしてきたなと思ったら手入れしてみましょう。簡単な手入れ方法としては、まず天然毛の豚毛や馬毛のブラシを使って表面についたホコリを取り除きます。次に乾いた布に革用のオイル少量とり、素早く馴染ませます。オイルをつけすぎるとシミになってしまうので注意しましょう。うすく手早く塗ると綺麗に仕上がります。革にオイルが染み込むまで待った後は全体を乾拭きします。余分なオイルを拭き取ることで艶が出てきます。革靴やバッグなど水濡れが気になる場合は、仕上げに防水スプレーを振っておきましょう。オイル以外にも革用のクリームを塗ってメンテナンスするのもおすすめです。クリームは一緒に使う布がセットになって市販されているものも多いので、手軽に購入できてすぐ手入れが始められます。
まとめ
革は使用していくうちに柔らかくなり、色味も変わってきて経年劣化を楽しむことができます。お手入れ方法も意外と簡単で短時間で行えます。革の種類によって手入れ方法は異なるので、どの革が使用されているか事前に確認しておきましょう。手入れグッズはネットでも購入できますが、革製品を取り扱っているお店には、手入れ用のクリームやオイルも販売してあります。何を使ったら良いか分からない・不安という方は、お店で購入すると手入れ方法も教えてくれるのでおすすめです。定期的に手入れすることで愛着が湧き、より長く革製品を使用できるのではないでしょうか。