ベランダ菜園は気軽に野菜を育てられるだけでなく、日々成長をしていく野菜に癒され、美味しく食べることもできます。
自分で育てた野菜を使った料理は、どんなものでも美味しく感じることができますね!
しかし、そんなベランダ菜園で気になるのが虫。
虫が絶対つかない野菜というのは残念ながらありませんが、しっかり手入れをすれば虫がつきにくく、育てやすい野菜はあります。
それは以下の野菜です。
- トマト・ミニトマト
- きゅうり
- レタス
- ハーブ(バジルやパセリ、ペパーミントなど)
ここでは、ベランダ菜園で虫がつきにくいおすすめの野菜と虫よけ対策について解説をしていきます!
ベランダ菜園で虫がつきにくいおすすめの野菜
ベランダ菜園で虫がつきにくい野菜は、以下のようなものがあります。
トマト・ミニトマト
家庭菜園の定番であるトマトはもちろんベランダ菜園でも育てることができます。
そしてトマトは虫がつきにくい野菜でもあります。
真っ赤に育ったプチトマトはサラダにも使えますし、子供でも簡単に育てることができるので、お子さんと一緒に成長を楽しむのもいいでしょう。
成長も早くわかりやすいので、ベランダ菜園におすすめの野菜です。
鉢と土、トマトの種がセットになっているキットを購入すると手軽に始められます。
特に土はほかの野菜を育てるならいいのですが、トマトだけなど一種類しか育てない場合余ってしまい、置き場所や処分に困ります。
キットになっているとちょうどいい量なので便利です。
また初心者は苗から育てたほうが失敗が少ないです。
きゅうり
きゅうりは暑さや病気にも強く、夏に楽しめる野菜です。
採れたてのきゅうりを冷やして味わうのも夏の風物詩としていいですね。
鉢で育てるベランダ用きゅうりの種があるので、こちらを植えるといいです。
レタス
サラダに最適なレタスも虫がつきにくい野菜のひとつ。そのなかでもリーフレタスが場所も取らずにベランダ菜園に最適です。
苗から30日で収穫できるほど成長も早いので、気軽に育てることができます。
小さなポット鉢でも育てることができるリーフレタスもあり、窓辺において栽培することもできますよ。
ハーブ(バジル、パセリ、ペパーミントなど)
ハーブにはたくさんの種類がありますが、ハーブと呼ばれる香草は基本的には独特の匂いによって虫がつきにくいです。
バジルやパセリなどのハーブは、料理のアクセントとして味ももちろん見た目もよりおいしくみえますよね。
しかし、毎回買うのはちょっと気が引ける…ということもあるでしょう。
そこで自宅で栽培すればいつでも取れたての新鮮なバジルやパセリを気兼ねなく使えるので食卓も華やかになりそうですね。
そして、ハーブは古代ヨーロッパから虫除け剤として使われていたという歴史もあります。
ハーブは芳香剤としてリラクゼーションに使うのも良いですし、ハーブティーにしても美味しく味わうことができます。
ハッカは観葉植物の虫よけスプレーを作れたりします。
虫よけになりますし、料理のアクセントとして使えますね。
ちょっとしたトッピングのためにハーブを買ってくるというのはなかなか手が出しづらいですが、ベランダ菜園で育てれば気軽に使うことができます。
ハーブを載せるだけで料理の彩りが違ってウキウキしますよね。
無理に使わなくてもそのままで観葉植物として置いておいてもいいですし、虫よけになるので一石二鳥ですね。
初めてベランダ菜園を行うという人は、手軽に育てられるハーブやミニトマトがおすすめですよ。
ベランダ菜園で育て始める季節も重要
野菜は一年中いつでも育てられるわけではありませんので、育て始める季節も重要です。
春であれば、トマト・ミニトマト、きゅうり、レタス。夏まきのレタスもできます。
ハーブはパセリやペパーミントは3月中旬~5月下旬、バジルは4月中旬~6月中旬に種まきを行います。
種まきの時期を逃してしまうと発育不良になったり、うまく実がならないといった失敗にもつながります。
始める時期を知ってしっかりと準備しておきましょう。
ベランダ菜園で虫が部屋に入らない方法
虫がつきにくい野菜といっても100%防ぐことは難しいです。虫が入ってこないように事前にしっかりと対策が必要です。
ベランダならまだしも部屋にまで虫が入ってきたら困りますよね。
ベランダ菜園で虫が部屋に入らない方法としては、以下のようなものがあります。
防虫網戸ネット
野菜の鉢に虫がつかないように防虫ネットをつけておきましょう。
しかし、防虫ネットは支柱をとりつけネットを巻いて…と初心者には少し難しいところもあります。
そこでボックス型になっている防虫ネットが便利です。
プランターに被せておくだけなので取り付けもとっても簡単ですよ。
虫除けスプレー
さらに強力にしたいなら、市販の虫除けプレートをつるしたり、網戸やベランダに防虫スプレーを吹きつけておけば虫を寄せ付けません。
もし虫除けスプレーの化学成分が気になる方は、天然成分由来の虫除けスプレーを使うようにしましょう。
こちらは上記のハーブなどの成分を使った天然成分で作られた虫除けスプレーであり、小さなお子様やペットがいる家庭でも安心して使うことができます。
このようにベランダ菜園でも部屋に虫が入り込まないように対策することができます。
ぜひ自分に合った方法で試してみてくださいね。
ベランダ菜園を始める道具
ベランダ菜園を始めるにあたり、準備する用具も必要です。
手袋
軍手などでもいいですが、手を汚したくないという方は防水性のある園芸手袋がおススメです。
スコップ
プランターの大きさにあうスコップを選びましょう。あまりに多い過ぎる、もしくは小さすぎると作業をするときに手間取ります。
じょうろ
どのようなものでもいいですが、水が勢いよく出るものは避けましょう。あまりに勢いよく出すぎると野菜に負担がかかってしまったり、水をあげすぎてしまうこともあります。
ミニトマトは水をあげすぎると実が割れてしまうこともあるので、水の量が調整できるものがいいです。
どれも百均などでもそろうものなので、ベランダ菜園を始める前に準備しておきましょう。
ベランダ菜園のメリット・デメリット
ベランダ菜園にもメリット、デメリットがあります。
ベランダ菜園のメリット
- 取れたての野菜が食べられる
- ちょっとだけ欲しいときにすぐ取れる
- 食費が少しだけうく
ベランダ菜園のデメリット
- 毎日のお手入れが必要
- 出張が多い、長期に家を空ける人には向いていない
- 育てるのに失敗してしまい全滅することもある
スーパーで野菜を買うとき、
- ちょっとだけ使いたいのに大容量しかなくて買ったけど、全部使えずにダメになってしまった
- よく使う野菜だけど、日持ちがしない
といったことってあると思います。
ベランダ菜園ではスーパーほどの量は育てらませんが、少量で毎日使うものやちょっとした彩りに使えるものの野菜だったら、便利そうですね。
お子さんのお弁当に入れるミニトマトやフリルレタスなんかは毎日少量ずつ使いますよね。そういった野菜がいいのではないでしょうか。
まとめ
ベランダ菜園は今ブームになっており、様々な野菜を育てることができます。
虫が苦手な人でも虫がつきにくい野菜を育てることから挑戦してみましょう。
ただし、100%虫がつかないということは難しいので、上述した防虫網戸ネットや虫除けスプレーを使って対策してみましょう。
ぜひ虫がつきにくい環境でベランダ菜園を楽しんでくださいね!