カンケンリュックはスウェーデン初のアウトドアブランド「フェールラーベン」のバックパック。
2013年ごろから流行し始め、多くの人が愛用していました。
現在は人気は落ち着いているもののいまだ根強い人気があります。
そんなカンケンリュックですが「ダサい」「時代遅れ」といった声もあるようで、気になっているけど買うには躊躇する、という方もいそうです。
たしかに「流行」という面からみると、カンケンリュックはほとんど見かけなくなったので、流行が過ぎた=時代遅れ、となるかもしれません。
しかし、カンケンリュックの形は使いやすく、形が似たようなリュックがデザインを変え、今でも多くの方に利用されています。
流行に乗ったリュックを買いたいというのであれば、カンケンリュック以外のほうがいいでしょう。
しかし、カンケンリュックの魅力を知ったうえでやはりカンケンリュックがいいと感じたならカンケンリュックを検討してみましょう。
ここではカンケンリュックは時代遅れなのか、カンケンリュックの魅力やトレンドのリュックについて解説します。
カンケンリュックは時代遅れ?
日本で流行しだしたのは2013年代ごろ。
火付け役は第67回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した「SOMEWHERE」で使用されたことから、海外の俳優やインフルエンサーたちによって広まりました。
当初は10代~20代の女性がよく購入していたそうですが、39色のカラー展開をしたら年齢層が広がり、お年寄りから子供まで幅広くなりました。
流行した当時は、どこをみてもカンケンリュックを背負っている人を見かけましたが、2022年現在ではほとんど見かけなくなりました。
たしかに流行という視点で見ると、カンケンリュックは流行ではなくなってしまったので、「ダサい」「時代遅れ」というふうにとらえられるかもしれません。
しかし、カンケンリュックは機能面を知れば、流行り廃りという観点ではなく、しっかり今でも使えるリュックだということが分かりますよ。
カンケンリュックの魅力
カンケンリュックはアウトドア用品の部類に入り、丈夫で長く使い続けることができるリュックなんです。
耐久性がある
カンケンリュックに使われている素材は「ビニロンフィラメント」という魚網やロープにも使われている素材でできています。
ですので、とても耐久性があり、樋木崎に強く伸び縮みしにくいので、長年使い続けることができます。
さらに世界最高くらいの耐久性を誇るアウトドア素材「G-1000」を使ったモデルもあり、アウトドアでの利用でもその威力を発揮します。
荷物の出し入れが簡単
カンケンリュックは取り出し口が大きく開くので物の出し入れがしやすいです。多くのリュックは取り出し口が小さく、中身をかき回して探してたらぐちゃぐちゃに…なんてこともありますが、カンケンリュックはさっと出してサッと入れられます。
またかなり大きく開くので、旅行バッグのようにパッキングもできます。
シンプルで軽量
カンケンリュックはもともとスウェーデンのこどもたちの負担が少なくなるようにとのもとで作られたので、なるべく軽くなるように設計されています。
ですので装飾のためのパーツはなく、金属はスナップのみに使用と軽量化を考えた作りになっています。
おすすめのカンケンリュック
カンケンリュックは流行していたときから今でも進化しつづけており、いろんなデザインやカラーがうまれています。そのなかでも今にあったおすすめのカンケンリュックをいくつかご紹介します。
Kanken No.2 Laptop15
強靭耐久素材G-1000が使われているので耐久性抜群!手持ちとロゴがレザーになっている渋いデザインです。使っていくと革のように風合いが変わっていくので、バッグを育てている感覚にもなります。
パソコンを入れるスペースもあるので、仕事用としても使えます。
Kanken Art Laptop 17
グラフィックプリントを施したデザイン。カンケンリュックは多くは単色だったので、このような柄があるのは新鮮ですよね。鮮やかなデザインがコーディネートのアクセントになってくれそうです。
まとめ
ひとそれぞれデザインの好みはあるので、カンケンリュックを少しでも「ダサいな」と思うのであればおすすめしません。
しかし、流行ったからという理由ではなく、きちんと性能も見てみて「いいな」と思ったらぜひ手に取ってみてくださいね。