スクリーンタイムの制限がかかっていると、制限時間になってしまってもさらに使いたい場合、「延長リクエスト」を送り、それが許可されれば延長することができます。
制限している側には延長リクエストが届くので、許可すれば使用時間が延長され、拒否すればそれ以上使うことができません。
しかしこの延長リクエストが届かないという事象が発生することがあります。
この原因としては、「iOS同士のバージョンの違い」だったり、「一時的な不具合」だったりします。
延長リクエストが届かない場合の対処法としては、
- iOS同士のバージョンをそろえる
- オンオフをしてみる
などを試してみてくださいね。
ここではスクリーンタイムの延長リクエストが届かなかった場合の対処法について解説します。
スクリーンタイムの延長リクエストが届かない原因
iOSのバージョンが異なる
スクリーンタイムの延長リクエストが届かない場合、iOSのバージョンが違うことが多いです。
iPhoneはバージョンアップを行う予定があると通知が来ますが、手動でバージョンアップをする設定になっている人と自動でバージョンアップされる設定の人もいると思います。
もしお子さんが持っているiPhoneのiOSがバージョンアップされていて、親が持っているiPhoneがそれより古いバージョンのiOSだった場合、延長リクエストが届かない原因になります。
逆の場合も同じです。
ですので、延長リクエストが届かなくなったときは、お子さんと親のiOSのバージョンを確認してみてください。
もし違っていたら、同じバージョンにアップデートすることで解消されます。
一時的な不具合
たまにiPhoneの一時的な不具合で延長リクエストが届かないこともあります。
その場合の対処法としては、
- お互いのiPhoneを再起動
- 設定→ファミリー共有→承認購入リクエストよりオンオフのやり直し
こちらを試してみてください。
時間が経ってからなおることもあるので、すぐに直らなかった場合はもう少し時間をおいて再度試してみてください。
スクリーンタイムの延長リクエストは取り消しできる?
スクリーンタイムの延長リクエストは取り消しはできません。
間違えて親に知らせたくないアプリの延長リクエストはしないように注意してくださいね。
スクリーンタイムの延長リクエストは意味がない?
スクリーンタイムで制限をかけると、制限時間になると延長リクエストをすることができます。
延長リクエストを許可すればさらに使用できますし、拒否すればそれ以上使用することはできません。
この延長リクエストは何回でもリクエストを送れるので、「延長を何回もするなら制限する意味がないのでは?」「延長リクエストの承認が面倒」と思う方もいるでしょう。
その場合は「使用制限終了時にブロック」をオンにすれば、使用時間制限以上の使用はできなくなり、延長リクエストも届きません。
設定の方法は、
- 設定→スクリーンタイム→休止時間、ここで休止時間中にブロックをオン
- 設定→スクリーンタイム→appの使用時間制限にし、「使用制限終了時にブロック」をオン
にします。
まとめ
ファミリー共有でスクリーンタイムを行っているご家庭はお子さんとよく話し合って、スクリーンタイムをうまく利用できるといいですね!